
作品番号 1683469
最終更新 2023/04/28
妖騎士と交わす番の契り ~ケガした猫を助けたら溺愛されました~
紀本明/著
あやかし・和風ファンタジー
7ページ 完
総文字数/ 31,881
ランクイン履歴:
総合:5位(2022/12/03)
あやかし・和風ファンタジー:2位(2022/12/01)
「そなたは知らぬだろう」
「な、何をでしょうか」
「私が、どれほどこの日を待ちわびていたか」
(私とて、同じです…)
文子の声は、言葉にはならない。
なぜなら、久遠によって深く塞がれたからーーーー
2022/11/22 START
表紙はノーコピーライトガールさまよりお借りしました。
https://fromtheasia.com/illustration/nocopyrightgirl
- あらすじ
- 30歳も年上の男・林の後妻に金で売られた文子(あやこ)を祝言の席から救いだしたのは、琥珀色の目をした妖・久遠(くおん)。
彼は、文子が神社でケガの手当をして助けた黒猫で…。
文子は幽世で生きるために久遠と番の儀を行うことを選び、久遠の子を宿す。
しかし、林が妖を使ってお腹の子を堕ろそうと文子の誘拐を企んでいたーーーー