書籍化原作
- 作品番号
- 1672817
- 最終更新
- 2022/10/21
- 原題
- 例えこの世界が君を拒絶したとしても、君と過ごしたあの夏は忘れない。
- 総文字数
- 119,363
- ページ数
- 36ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 970
- ランクイン履歴
-
総合2位(2022/07/23)
青春・恋愛1位(2022/07/22)
ただ読書が好きなだけだった高校生・滝川海殊(たきがわみこと)の人生は、同じ高校の後輩・水谷琴葉(みずたにことは)との出会いを境に一変する。
唐突に始まった彼女との同居生活。それらの生活を通して海殊は琴葉に惹かれていき、想いを伝えようと決心する。
しかしある日、周囲の人間から琴葉の記憶が失われていった。それだけでなく、彼女の存在すら認知できなくなる者も現れ始める始末。やがて明らかになる琴葉の真実は、海殊を絶望させる。
「私の事は……もう忘れていいよ」
頬を伝う涙と夜空に咲く華、落ちる巾着袋。出会うはずのなかった二人の物語は忘却の彼方に消えてしまい──?
切なくも暖かいラストに心打たれる純愛青春ストーリー。
2023年4月28日スターツ出版文庫より発売!
(書籍版とWEB版で内容が異なります)
唐突に始まった彼女との同居生活。それらの生活を通して海殊は琴葉に惹かれていき、想いを伝えようと決心する。
しかしある日、周囲の人間から琴葉の記憶が失われていった。それだけでなく、彼女の存在すら認知できなくなる者も現れ始める始末。やがて明らかになる琴葉の真実は、海殊を絶望させる。
「私の事は……もう忘れていいよ」
頬を伝う涙と夜空に咲く華、落ちる巾着袋。出会うはずのなかった二人の物語は忘却の彼方に消えてしまい──?
切なくも暖かいラストに心打たれる純愛青春ストーリー。
2023年4月28日スターツ出版文庫より発売!
(書籍版とWEB版で内容が異なります)
- あらすじ
- 第7回スターツ出版文庫大賞『大賞』受賞作。
旧題:例えこの世界が君を拒絶したとしても、君と過ごしたあの夏は忘れない。
この作品の感想ノート
お話に散りばめられた伏線すべてが回収されていてとても完成度が高い作品だなと思いました。琴葉ちゃんが少しずつ忘れられていく描写には私も切なさを感じずにはいられませんでした。2人が同棲カップルさながらに生活を送らせてくれた主人公のお母さんである春子さんの心の広さには感謝しかありません。目覚めた琴葉ちゃんはリハビリなど、今後乗り越えていかなければならない試練が多くあるけれど、過酷な運命を乗り越えてきた主人公とならそんな辛い日々も笑って過ごしていけるのかなと思いました。九条蓮さん、素敵な物語を書いてくださりありがとうございました。
桃野 心さん
2024/09/03 16:24
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