- 作品番号
- 1662750
- 最終更新
- 2022/04/21
- 総文字数
- 143,478
- ページ数
- 246ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 4
- ランクイン履歴
-
総合47位(2022/04/28)
青春・恋愛14位(2022/04/28)
氷室樹(ひむろ いつき) 40歳 開業医
森山優花(もりやま ゆうか) 39歳 88キロ 派遣WEBデザイナー
もうすぐ40歳。
身長155cm、体重は88キロ。
数字だけで見れば末広がりで縁起が良い数字。
仕事はそれなりレベル。
友人もそれなりにいます。
美味しいものはそれなりに毎日食べます。
つまり私は、それなりに、幸せを感じられる生活を過ごしていました。
これまでは。
だから、これ以上の幸せは望んではダメだと思っていました。
もう、王子様は来ないだろうと諦めていました。
恋愛に結婚、出産。
それは私にとってはテレビや、映画のようなフィクションのお話だと思っていました。
だけど、運命は私に「彼」をくれました。
「俺は、そのままのお前が好きだ」
神様。
私は本当に、彼の手を取っても良いのでしょうか?
もし一度手に取ってしまったら、私はもう二度と戻れなくなってしまうのではないでしょうか?
彼を知らない頃の私に。
それが、とても……とても怖いのです。
森山優花(もりやま ゆうか) 39歳 88キロ 派遣WEBデザイナー
もうすぐ40歳。
身長155cm、体重は88キロ。
数字だけで見れば末広がりで縁起が良い数字。
仕事はそれなりレベル。
友人もそれなりにいます。
美味しいものはそれなりに毎日食べます。
つまり私は、それなりに、幸せを感じられる生活を過ごしていました。
これまでは。
だから、これ以上の幸せは望んではダメだと思っていました。
もう、王子様は来ないだろうと諦めていました。
恋愛に結婚、出産。
それは私にとってはテレビや、映画のようなフィクションのお話だと思っていました。
だけど、運命は私に「彼」をくれました。
「俺は、そのままのお前が好きだ」
神様。
私は本当に、彼の手を取っても良いのでしょうか?
もし一度手に取ってしまったら、私はもう二度と戻れなくなってしまうのではないでしょうか?
彼を知らない頃の私に。
それが、とても……とても怖いのです。
- あらすじ
- もうすぐ40歳、体重は88キロ、職業は派遣デザイナーの森山優花。かつて婚活を頑張ろうとしたこともあったが、今では諦め、老後の計画を始めていた。そんなある日、同じ部署で働く美夜子から婚活パーティーに誘われる。そこには、優花にとって運命を大きく変える出会いが待ち受けていた……!
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