こうして、何故か、氷室さんと連絡先を交換することになってしまった私は、氷室さんとメッセージ友達になってしまっていた。
連絡をするのは、2日に1回、夜に1〜2往復程度。
実は甘いものと可愛いものが好き。
カフェで読書をするのが休日の過ごし方で、新しく開拓をしたいと思っていた。
そんなことが、メッセージのやりとりでわかった。
最初のメッセージは私からだった。
求められた、オススメのカフェの情報を送るだけの簡単なメッセージ。
まるで、業務連絡のような、つまらないものしか送れなかった。
それが精一杯だし、それ以外いらないと思っていたから。
しかし、返ってきたのは……。
「ありがとだぴょん」
(……え)
まさかの……かわいいうさぎと吹き出しのスタンプ。
返事すら返ってくるのが怪しいと思っていたので、それを見た時、盛大に茶を吹いた。
最初に会った日は、表情がほとんど変わらず、笑顔もあまりなかった氷室さん。
しかしい、メッセージを送る時に欠かさずかわいい動物もののスタンプを送ってくる。
それも1つだけかと思えば、意外と種類が豊富だった。
猫、うさぎ、くま、パンダは制覇していた。
そのスタンプチョイスと、氷室さんのクールな表情が全く合わない。
「本当に氷室さんですか?」
「実は別人じゃないんですか?」
と、何度も本人確認した。
その度に
「信じてほしいにゃん」
スタンプを送られてしまう……というのが、もはやお決まりのギャグのようになっていた。
連絡をするのは、2日に1回、夜に1〜2往復程度。
実は甘いものと可愛いものが好き。
カフェで読書をするのが休日の過ごし方で、新しく開拓をしたいと思っていた。
そんなことが、メッセージのやりとりでわかった。
最初のメッセージは私からだった。
求められた、オススメのカフェの情報を送るだけの簡単なメッセージ。
まるで、業務連絡のような、つまらないものしか送れなかった。
それが精一杯だし、それ以外いらないと思っていたから。
しかし、返ってきたのは……。
「ありがとだぴょん」
(……え)
まさかの……かわいいうさぎと吹き出しのスタンプ。
返事すら返ってくるのが怪しいと思っていたので、それを見た時、盛大に茶を吹いた。
最初に会った日は、表情がほとんど変わらず、笑顔もあまりなかった氷室さん。
しかしい、メッセージを送る時に欠かさずかわいい動物もののスタンプを送ってくる。
それも1つだけかと思えば、意外と種類が豊富だった。
猫、うさぎ、くま、パンダは制覇していた。
そのスタンプチョイスと、氷室さんのクールな表情が全く合わない。
「本当に氷室さんですか?」
「実は別人じゃないんですか?」
と、何度も本人確認した。
その度に
「信じてほしいにゃん」
スタンプを送られてしまう……というのが、もはやお決まりのギャグのようになっていた。