- 作品番号
- 1659963
- 最終更新
- 2022/08/01
- 総文字数
- 31,998
- ページ数
- 29ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 75
- ランクイン履歴
-
総合15位(2022/08/08)
あやかし・和風ファンタジー10位(2022/08/07)
──満月は導である。
探しているのは、唯一の光。
華やかな街並み、文化、思想が交差する帝都。
この都には、人間と、華月と呼ばれるあやかし一族がいる。
2つの種族は共存とは名ばかりの、裏では両者が虎視眈々と覇権を握るべく策動していた。
そんな混沌とする二つの種族の間に、ある少女が現れる。
少女の名は、深月(みづき)。
人間と、華月の血が混じって生まれた
「稀血」という、本来生まれることは不可能とされる、特別な存在だった。
- あらすじ
- 帝都にある商家にて奉公する深月は、ある日「娘の代わりに縁談を受けろ」と大旦那に強要される。
養父の借金を肩代わりしてくれた大旦那に逆らうことができず、深月は祝言を挙げることになってしまう。
深月は相容れない相手と初夜を迎えるが――そこに突然として現れたのは、人の血を啜る化け物と、化け物を狩る美しい青年だった。
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