異世界最悪の大罪人

異世界ファンタジー

夜継束 連火/著
異世界最悪の大罪人
作品番号
1647220
最終更新
2021/09/01
総文字数
38,204
ページ数
8ページ
ステータス
未完結
いいね数
32
一人の男が異世界に転生する。
目の前には一人の美少女の姿が。
その女性こそ、男を転生させた宇宙人であった。
「アルファ」と名乗った女は、前世の自分に関する記憶を失っている男に「ベータ」という名前を与える。
ベータは、アルファから異世界の仕組みについて説明される。
異世界で産まれた全ての生物は死んだあと地獄に行くようになっており、その世界の仕組みを変えて、全ての生物を天国に行けるようにする方法が1つだけあるという。
その方法は、異世界を破滅させること。そのためには各地にある秘宝を集める必要があり、転生の際に発現したベータの最強の能力が必要だとアルファは言う。
世界の仕組みを知っている者がほとんどいなく、秘宝を奪うことは捕まれば死罪に値する悪とされる行為であると知るベータ。
地球での善悪の基準を忘れなければ、これから先の旅で心を病むとベータは忠告される。
異世界において最悪の大罪人として人々から怒りを買うことになり、良心を捨てなければ葛藤と苦悩が伴うことはわかりきっている旅。
そして、全ての生物を救うために異世界を滅ぼす旅が始まる。
秘宝を集めるためには手段を選ばないアルファと、世界を滅ぼすまで誰も殺さないという考えを貫こうとするベータ。
二人の旅は激しいものになっていく。


~登場人物~
ベータ(主人公・男)
地球から異世界に転生させられた人間。
前世の自分に関しての記憶を失っており、美青年の姿で転生した。
相手の姿を見て念じれば、相手が念じたとおりになる特殊能力をもつ。
ただし、能力発動まで5分間のタイムラグがある。

アルファ(ヒロイン・女)
宇宙から異世界に来た宇宙人。
十代後半くらいの美少女の姿をした女性。
相手の姿を見れば、相手の心の声がわかる特殊能力をもつ。


脚本形式の作品です。
(M)モノローグ
(N)ナレーション

Wordでの文字数
各話 5000字以内
あらすじ
異世界で地球人の男と宇宙人の女がタッグを組む。
地球での善悪についての考えをもち続ければ心を病んでしまう。
なぜなら、異世界を守ろうとする者たちと戦う必要があるからだ。
目的を果たす鍵となる秘宝を奪うには、他者を欺き、利用し、裏切ることを迫られる。
全ての生物を救うために異世界を滅ぼす旅が始まる!

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