後宮にて女房は、長恨歌をうたう

歴史・時代

狭倉朏/著
後宮にて女房は、長恨歌をうたう
作品番号
1640984
最終更新
2021/06/21
総文字数
18,845
ページ数
6ページ
ステータス
完結
いいね数
21
ランクイン履歴

総合21位(2021/06/30)

ランクイン履歴

総合21位(2021/06/30)

夕姫はさる少納言の娘であったが、少納言は夕姫の母に飽き、母子は寂しく暮らしていた。
夕姫は亡くなった皇太后に仕えていた綾大輔の手ほどきによって漢詩に親しむようになる。
そして夕姫の母が死に、少納言は新しい妻を娶り、妻子を邸に呼び寄せた。
夕姫は新しい妻から疎まれ、邸を追い出されそうになってしまう。
綾大輔の手引きで夕姫は内裏に上がり、夕少納言と呼ばれるようになる。
夕少納言は内裏で帝の一の姫に仕えるが、その初日、一の姫にせがまれ長恨歌をうたっている最中、帝の弟宮、式部卿宮と出くわす。
そうして夕少納言は式部卿宮と心を通わすようになるが、式部卿宮には妻がいて……。

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