慌ててベッドから起き上がると、もう夕食の時間だった――ここ最近、ずっとこんな調子だ。

 学校が終わってから夕食までの間にしていたことは何か?と問われたら、「睡眠」の一言に尽きてしまう無為な時間の過ごし方に、軽い自責の念に苛まされる。

 しかし、どうしてこんなに眠いのだろう?

 一年生の頃だって、帰宅したら多少は昼寝することだってあったけれど、ここまでひどくはなかった。

 帰ったらお菓子を頬張りながらも一応出された宿題をこなすくらいの時間はあったのだ。

 だというのに、今はただ眠るだけ。生活が退化している。