
作品番号 1556097
最終更新 2019/08/08
「スマホがない明日が来ればいい!」
そう叫んだ翌日、私の願いは最悪の形で叶えられてしまった。
「俺が今与えられている環境は、俺が努力して勝ち取ったものではない。そんなものはいつ変わるかわからない」
そう語った翌日、俺達の環境は最悪の形で変えられてしまった。
疑心暗鬼の地球を取り囲む、美しい流星群。
16歳の2人が共に願うのは――。
令和元年 5月1日 更新開始
illustration 穂波ここる様
- あらすじ
- 少しだけ未来の北海道で、高1の綺羅(きら)は慎ましく暮らしていた。
スマホを持てない綺羅は、女子の中で浮いた存在になっている。
部活の仲間である優理(ゆうり)に慰められるが
「スマホがない明日が来ればいい!」と八つ当たりしてしまう。
翌朝、綺羅の願いは最悪な形で叶えられてしまい、世界中が大混乱に陥った――。
綺羅と優理の新たな願いが叶う日まで、星は流れ続ける。
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