昼休みが終わる前に。
青春・恋愛
完
39
- 作品番号
- 1516875
- 最終更新
- 2018/08/10
- 総文字数
- 96,536
- ページ数
- 233ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 39
卒業から十二年後。
かけがえのない思い出が詰まった
梢田中学の旧校舎が、
取り壊されることになった。
「最後に校舎を見に来たいですか?」
その一本の電話が、
私と過去を繋ぎ、
未来を紡いだ。
mimi6262さま◇大河ゆかりさま◇悠木夏恋さま◇
素敵なレビューをありがとうございます!
【お知らせ】
こちらはコンテスト応募時のデータで、
修正を加えていないため、書籍版とは大きく異ります。
あらかじめご了承のほどお願いいたしますm(_ _)m
この作品のレビュー
この作品を読んで、「自分の人生の幸せを決めるのは何事でも、誰でもなく、自分自身なのだ」という事に気付かせて頂きました。過去を変えたいと後悔しても、それより、その過去に感謝し、一歩前に進むべきだと…踏み出してみたら何かが変わるのだと、希望を見出せた作品でした。作者にとても感謝しています。 ストーリー展開がとても魅力的で最初から最後まで、ドキドキが止まらず、最後は号泣してしまいました。久しぶりに感動を味わえた作品です。本当にありがとうございました😊
この作品の感想ノート
クラスメイト全員をなくすというとても悲しく、自分だけ生き残るという残酷な出来事に、衝撃を受けました。
凛々子が、前を向けてよかったです。今あるものを大切にする大切さを感じました。買いたいと思いました。
文章が綺麗。
こんなに読みやすい文章は久しぶり。
学ぶことが沢山ありました。
物語も感動しました。
私の母校も取り壊されてしまい、お礼を言いに行きました。
その時には戻れなくても、楽しかった記憶はいつまでも残っているものなのですね。
今を精一杯生きる。
とても大切なことだと思いました。
あなたの作品を読んで、もう一度、旧友達に会いに行くことに決めました。ありがとうございます。
それでは、失礼します。
最後の文章にひどく感動しました。凛々子が前を向けるようになってまた動き出した時計。ようやく凛々子の時間が動き始めたのだと思いました。
最初は、生徒たちは過去が変わって救われるのだと思っていた私は、凛々子がどれだけ努力しても変わらない現実にもどかしさと辛さを覚えましたし、この先の展開や結末がちっとも読めませんでした。
でも、途中で気づきました。過去は変えられないのだと。タイムリープは、、会いたかった人ともう一度会い、ちゃんと出来なかったお別れをして、前を向くために凛々子に与えられたものだったのだと気付きました。決して、過去を変えるチャンスを与えるものではなく。凛々子のこの先の未来が、信広さんと歩む未来が、とても楽しみです。
この作品の書籍情報
髙橋恵美さんの書籍化作品
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