青春・恋愛
完

- 作品番号
- 1234868
- 最終更新
- 2017/03/04
- 原題
- 今日も君と、洗濯日和。
- 総文字数
- 131,606
- ページ数
- 295ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 32
\ 一緒に青春しませんか? /
活動日時:ここに来たくなったとき
活動場所:五号館二階奥の空き教室
活動内容:天候と季節に左右されがち
勉強との両立可! 未経験者大歓迎!
あなたの入部を待っています。
――洗濯部
「“洗濯部”って何ですか!?」
前髪長すぎチキンガール 葵
「お願いだからついてきて!」
残念なキャプテン 日向先輩
「嫌よ、日焼けするじゃない」
色白黒髪美人さん 紫苑先輩
(それ以上、こっちに来るな)
無口無愛想石並べ 真央くん
嫌な感情は全部洗ってしまえばいい。
綺麗に干して、アイロンをかけて、
またシャンと立って歩けるように。
私たちはきっと、居場所を求めてた。
2016.06.12〜2016.08.31
原題:今日も君と、洗濯日和。
第1回スターツ出版文庫大賞優秀賞受賞
2017.01.28 文庫発売
ありがとうございます!
この作品のレビュー
洗濯部って何だろう。そう疑問を抱きながら書店で手にした一冊でした。本を開く前は「学校内で出た洗濯物を洗う部活かな」と単純に考えていましたが、まさか「心をも洗う洗濯部」だったとは。
題材がユニークで非現実的な設定もあるのに、登場人物一人一人の背景や言動がとても身近に感じられ、それぞれの等身大の想いをそのまま受け止めて読み進めることが出来ました。また、終始あっと思わせる設定・展開が多く、読む手が止まらなかったです。
六月二十五日以降の葵や真央くん、それに日向に紫苑はどんな日々を過ごしていくのでしょう。気になる終わり方ではありますが、きっと晴れやかな日もくすぶった曇天の日も、はためいていった彼らは充実した毎日を送っているのだろうなと穏やかな気持ちで感じることが出来ました。
ぜひ、この作品を学校の図書室で見つけて息苦しかったあの頃の教室で読みたかったです。 洗濯部全員にスッと感情移入できて。 読み進めて行くうちに何度も涙が自然と溢れてきました。悲しい涙じゃなくて、爽やかな涙ばかりです。この作品に出会えて本当に良かった。悩み苦しんでいる生徒たちが立ち止まって考えられる洗濯部ような居場所、必要だなと強く感じました。文中に散りばめられたたくさんの素敵な表現、描写、本当に心に響くものばかりでした。素敵な作品をありがとうございました。
ぜひ、この作品を学校の図書室で見つけて息苦しかったあの頃の教室で読みたかったです。
洗濯部全員にスッと感情移入できて。
読み進めて行くうちに何度も涙が自然と溢れてきました。悲しい涙じゃなくて、爽やかな涙ばかりです。この作品に出会えて本当に良かった。悩み苦しんでいる生徒たちが立ち止まって考えられる洗濯部ような居場所、必要だなと強く感じました。文中に散りばめられたたくさんの素敵な表現、描写、本当に心に響くものばかりでした。素敵な作品をありがとうございました。
初めは変わった部活だなぁと思って興味をもち、読んでみたのですが…
読み始めると手が止まらない!
気づけばあっという間にラストでした。
それぞれが抱える過去、トラウマを乗り越えるために、助け合いながら進んでいく姿。
とても感動しました。
手元に置いておきたくて、書籍の方も購入しました!
それを友達に貸すと、「面白くて爽やかな話だった」と言ってもらえました!
この作品の感想ノート
本で読みました。
最初は「洗濯部!?」と思っていましたが、洗濯部は悩める生徒の"居場所"そして、心の洗濯をする場所。私も、心の洗濯して欲しいです(笑)
真央くんが好きです❤️
どんな悩みを持っているのか、1番気になっていたのも真央くんでした。
今井さんは自分と1番近い悩みを持っていたので、とても共感しました。
日向先輩のお話と葵ちゃんに友達できた時は、友達っていいな〜。って思いました。
紫苑先輩と真央くんの話は「人を好きになること」「恋」について考えさせられるお話でした。特に紫苑先輩のお話は印象に残っています。
傷付いても、傷付けてしまっても、そばにいたい。
好きな人の為ならなんだってできる。
そんな紫苑先輩がとてもカッコイイと思いました!!
最後はみんな悩みを解決できて、前を向けたのでよかったです(≧∇≦)
ステキなお話をありがとうございました。
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