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「第63回キャラクター短編小説コンテスト「青春ボーイズライフ」」エントリー作品一覧・人気順

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「第63回キャラクター短編小説コンテスト「青春ボーイズライフ」」

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オールの先に、水平線

総文字数/2,326

青春・恋愛1ページ

第63回キャラクター短編小説コンテスト「青春ボーイズライフ」エントリー中
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退屈で、何も変わらないと思っていた毎日。 水瀬理人にとって、世界はいつも同じ色をしていた。 魚が好きだった。 水族館で、静かに泳ぐ魚たちを眺めている時間だけは、 この世界が少しだけ、きらめいて見えた。 いつかあの場所で、魚たちのことを 誰かに伝える仕事ができたら―― それが、理人の小さな夢だった。 正反対の転校生・朝霧颯真は、 海が好きで、空が好きで、 いつか海上自衛隊になることを真っ直ぐに語る少年だった。 同じ“海”を見ているのに、 向いている方向はまるで違う。 二人が出会ったのは、カッター部という小さな舟の上。 一人では進めず、 誰かを信じなければ前に出られない世界。 笑い合い、ぶつかり合い、 同じリズムでオールを揃える日々。 だが颯真は、過去の事故という“非日常”を抱え、 海に向かうことそのものを、どこかで恐れていた。 逃げたい過去と、踏み出したい未来。 恋ではない。 それでも確かに結ばれていく、相棒としての絆。 荒れる海の上、限界の先で、 彼らはそれぞれの夢を胸に、オールを握る。 魚たちの世界を伝えたい少年と、 海を守る道を選ぼうとする少年。 これは、同じ舟に乗った時間が、 二人の未来をそっと後押しする物語。 爽快で、少し切なく、 読み終えたあと、胸の奥に静かな光が残る 青春ボーイズライフ。
燦爛ブルー

総文字数/2,857

青春・恋愛1ページ

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俺に出会うまでの俺の人生は、きっと他の誰かの人生だった
龍が出よったぞ!

総文字数/11,842

現代ファンタジー5ページ

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ある時を境に龍が出現するようになってしまった世界。龍が出現すると、高校の生徒も先生も窓際に行き、注視してしまうのだが、クラスメイトの諸橋直人だけはガン無視でスマホゲームをし始める。その厨二病感が気になった主人公・清水津々は諸橋直人にちょっかいを出していると、諸橋直人がキレたタイミングで龍が雷を落として、休校になる。清水津々は違和感を抱き、タイミングがタイミングなので諸橋直人が龍を操っているのではと勘繰る。
嫌がらせが人の形をして息をしている。何か問題でも?

総文字数/8,385

ヒューマンドラマ3ページ

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 お前は、生きているだけで「嫌がらせ」になるんだ。  面白くて、笑いが止まらないな。  * * *  ヘンリーの「父親」であるミルズ侯爵は、大変邪悪な人間である。  ミルズ侯爵は、政略で結ばれた妻に興味を示さず、とある貴族夫人との関係にのめりこんだ。愛情のない生活に長年耐えていた侯爵夫人は、結婚から十年過ぎた頃、破れかぶれとなり自分もまた「火遊び」をする。  その時期に生まれたのが、ヘンリーだった。  夫人は出産に命を使い果たし、息子の生まれに関して自らの言葉で語る前に死んだ。  社交界のゴシップ好きから、侯爵家の使用人や出入りの業者に至るまで、誰もがヘンリーの父はミルズ侯爵ではないと知っていた。  しかし、ミルズ侯爵はヘンリーを嫡子として認めた。  正妻が産んだ最初で最後の子であるからして、侯爵家の跡継ぎとして遇するのは当然であると、内外に示したのだ。  結婚以来、死ぬまで妻を顧みることもなかった男が、ついに情を示したのか?  そうではなかった。  ミルズ侯爵は、自分の弟や甥のことが大嫌いだったのだ。彼らに対しての嫌がらせとして、ヘンリーが生きることを認めたのだった。ヘンリーはそう信じていた。 *他サイトにも公開しています。
いつも二番手の僕の、二度目の恋

総文字数/5,279

BL3ページ

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慶は家族関係でも、勉強でも、恋愛でもいつも二番手だった。 天才的に頭のいい兄にはどんなに努力しても敵わず、両親の愛情と期待は兄に向きっぱなし。 レベルの高い高校を受験したものの落ちてしまい、なんとか合格した第二志望の高校でもトップになれない。 挙げ句人生初の恋人で大好きだった先輩には、実は結婚の約束をしている彼女がおり、自分は本命ではなかったと知ってしまう。 「僕は誰の一番にもなれないんだ」と落ち込む中、文化祭をきっかけに一人の宮大工見習い夏輝と知り合う。 生い立ちも性格もまるで反対なのに、次第に惹かれてしまい……!? 「一番とか二番とかじゃなくて、慶、お前は世界に一人しかいないだろ?」
君の右手で、俺は描く
ゆーら/著

総文字数/4,036

青春・恋愛4ページ

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足りないからこそ、2人1脚で。
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