海咲雪さんの作品一覧

6月25日、彼は。
海咲雪/著

総文字数/27,584

青春・恋愛1ページ

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高校二年生の6月25日。 私の目の前にクラスメイトの丹野 珀人(たんの はくと)が立っていた。その衝撃は声も出ないほどだった。 教室でクラスメイトが自分の前に立っているだけで、何故ここまで驚くのか。 それは丹野 珀人は教室の一番左側、後ろから二番目の席で今も普通に授業を受けているから。 にもかかわらず、一番前の席に座っている私の前にいるのだ。きっと意味が分からないと思う。私だって意味が分からない。 今、この教室に丹野 珀人が二人いる。 「あー! 伶菜は俺のことが見える感じ!?」 声も出ない私を見ても、目の前の丹野 珀人は気にせず続ける。 「伶菜は今から半年後の12月25日に俺と付き合います! そして、今から1年後の6月25日に自殺する。そして、それを止めようとした俺も巻き込まれて死にます!」 「だからさ、お互いのためにも付き合わない方が良いと思うんだよね。なので、俺は今から伶菜の彼氏作りを手伝います! 勿論、俺以外で!」 目の前の丹野 珀人は元気よくそう言い放った。
元文化部と元運動部の深夜ウォーキング
海咲雪/著

総文字数/10,364

青春・恋愛5ページ

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私はサークルの飲み会後に駅で眠ってしまって終電を逃してしまった。 そして、同じく駅で眠ってしまっていたのは、同じサークルの笠木くん。 「笠木くんはどうする? 私は今からタクシー呼ぶけど、笠木くんも一緒に呼ぶ?」 「んー、俺はここから家近いし歩くわ」 そして、何故か私まで不思議な深夜ウォーキングに誘われることになる。 「ふはっ、ごめん。長谷川さんと話すのが楽しくて」 笠木くんって、ずるいよね。
窓枠を越えなくても、音は届く。
海咲雪/著

総文字数/11,449

ヒューマンドラマ5ページ

第62回キャラクター短編小説コンテスト「心癒される、猫小説」エントリー中
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少し寒くなってきた季節、その猫は突然やって来た。首に一枚のメモ用紙をネックレスのようにかけて。 『私の夕ご飯はどこですか? ヒント:この大学の人間が食事をする場所の真ん中』 そのメモは私にどんな縁を連れて来るのか。 「貴方って呼び名はやっぱり嫌?」 「……」 「茶色だから『ちゃい』」 「……」 「黒色もあるから『くろ』」 「……」 「ていうか、さぶっ」 「にゃ!」 「え? 今、『さぶっ』に反応した?」 「にゃあ」 「え、貴方の名前『さぶ』なの!?」 「にゃー!」 そんな猫との会話が楽しくて仕方ないから。
『貴方の好きな言葉は何ですか?』
海咲雪/著

総文字数/1,774

ヒューマンドラマ1ページ

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こちらの作品は『寂しがり屋たちは、今日も手を繋いだまま秒針を回した』の後日談です! 本編読了後に読むことをおすすめします......!
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この作品は「頻発性哀愁症候群」を改稿・長編化したものです。 [この物語はフィクションです。病名等は全て架空の設定です]
『今日、楽しかった?』
海咲雪/著

総文字数/1,054

ヒューマンドラマ1ページ

小さなライトの下で、キーホルダーを握る。
海咲雪/著

総文字数/8,329

ヒューマンドラマ1ページ

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推しのライブの夜公演後の出来事。
君と一緒なら幸せになれる未来しか見えないっ!
海咲雪/著

総文字数/978

青春・恋愛1ページ

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元気が出る超短編です!
その傘、幸せ付き。
海咲雪/著

総文字数/1,153

ヒューマンドラマ1ページ

この輪に入りたければ「共感」して下さい。
海咲雪/著

総文字数/21,491

ヒューマンドラマ11ページ

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【第57回キャラクター短編小説コンテスト「綺麗ごとじゃない青春」応募作品です】 青春はどれだけノリよくテンポよく、そして少しだけのユーモアを入れられるかが大切。 そして、一番のポイントはどれだけ「共感」出来るかどうか。 「昨日送った動画見た? めっちゃ面白くなかった?」 「めっちゃ面白かった! 電車の中で見ながら笑いそうだったんだよ!? 堪えるの大変だったんだからー」 まずは相手の言葉をオウム返し。そして、加点ポイント分の言葉を付け加える。 青春は共感しか求めていない。共感出来ず者が生きていけるはずはない。 しかし…… 「私は要らないって。そのお菓子、あんまり好きじゃないし」 「俺は卵焼きはしょっぱい方が好みだな」 共感を知らない……いや、共感の重要さを分かっていない双子が転校してくる。 「共感って自分の意見に同調してもらって、安心が欲しいだけだろ? 違うの?」 頭が沸いているのはどちらですか?
幼馴染の君と明るい毎日を!
海咲雪/著

総文字数/1,694

青春・恋愛1ページ

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幼馴染の二人の明るくて楽しい会話をお楽しみ下さい! 元気が出る超短編です!
【お悩みランキング】
海咲雪/著

総文字数/1,720

ヒューマンドラマ1ページ

どこが諦める境界線ですか?
海咲雪/著

総文字数/10,052

青春・恋愛4ページ

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【第55回キャラクター短編小説コンテスト「超ギャップあるふたりの青春恋愛」応募作品です!】 「宮地さんも何か熱心に頑張っているの? 真剣に頑張っている人しか言えない言葉だったから」 「まさか。私は熱血タイプが嫌いじゃないだけで、自分はそこそこ頑張れば良いタイプ」 「嘘つき。だって、宮地さん。どう考えても、クラスでいる時より息しやすようだよ?」 また諦めることなんて出来ないから。
床に撒き散らされた紙に価値はありますか?
海咲雪/著

総文字数/16,647

ヒューマンドラマ4ページ

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[第54回キャラクター短編小説コンテスト『ヤバい教師』応募作品です!] 【はじめに】 出てくる教師が本当に悪魔のような性格をしています。物言いも良くないので、事前にご理解頂けますと幸いです。 お金がこの世の何よりも大切で、お金が全ての教師      × 貧乏で、人との関わりに依存している優等生 その先生に私は出会ってしまった。出会いたくなどなかったのに。 「この世はお金が全てでしょう?」 「何が最低なんですか? お金を大事だと思っていることですか? 教師をしていることですか? 僕が悪いなら、周りの人全てに嘘をついて、頑張っている自分に酔っているだけの貴方も悪いんじゃないですか?」 「そういう所が滑稽だと言っているんです。無駄に矜持だけあるなんて、最悪すぎる。反吐がでる」 その先生は、私の価値観を無理矢理裏返させた。
君の秘密は検索不可能
海咲雪/著

総文字数/4,189

青春・恋愛1ページ

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【1話だけ大賞応募作品です!】 その日、私のスマホに見たことのないアプリが入っていた。 【海野宮高等学校2年D組「SNSアカウント検索専用システム」】 「え? 何これ?」  スマホの画面は、今も明るく光っている。表示されているのは、分かりやすく単純な画面。 【SNSアカウントを知りたい人物の名前をご入力下さい】 記入欄: その秘密を知ってしまったから、もう知らなかったことには出来ない。
不安を飛ばして、笑いたいだけ!
海咲雪/著

総文字数/1,340

ヒューマンドラマ1ページ

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落とし物のパスケースには、交通系ICカードと一枚の写真が入っていた。 [第50回キャラクター短編小説コンテスト応募作品です!]
失言日記をシュレッダーにかけてやる
海咲雪/著

総文字数/1,678

ヒューマンドラマ1ページ

金曜日の夜、思い出を額縁に閉じ込めた。
海咲雪/著

総文字数/7,067

青春・恋愛1ページ

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[この物語はフィクションです。実在の場所や人物とは一切関係ありません]
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