
- 作品番号
- 1765651
- 最終更新
- 2025/12/01
- 総文字数
- 11,449
- ページ数
- 5ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 2
- ランクイン履歴
-
ヒューマンドラマ36位(2025/12/04)
少し寒くなってきた季節、その猫は突然やって来た。首に一枚のメモ用紙をネックレスのようにかけて。
『私の夕ご飯はどこですか? ヒント:この大学の人間が食事をする場所の真ん中』
そのメモは私にどんな縁を連れて来るのか。
「貴方って呼び名はやっぱり嫌?」
「……」
「茶色だから『ちゃい』」
「……」
「黒色もあるから『くろ』」
「……」
「ていうか、さぶっ」
「にゃ!」
「え? 今、『さぶっ』に反応した?」
「にゃあ」
「え、貴方の名前『さぶ』なの!?」
「にゃー!」
そんな猫との会話が楽しくて仕方ないから。
『私の夕ご飯はどこですか? ヒント:この大学の人間が食事をする場所の真ん中』
そのメモは私にどんな縁を連れて来るのか。
「貴方って呼び名はやっぱり嫌?」
「……」
「茶色だから『ちゃい』」
「……」
「黒色もあるから『くろ』」
「……」
「ていうか、さぶっ」
「にゃ!」
「え? 今、『さぶっ』に反応した?」
「にゃあ」
「え、貴方の名前『さぶ』なの!?」
「にゃー!」
そんな猫との会話が楽しくて仕方ないから。
この作品をシェア
この作品を見ている人にオススメ
読み込み中…