土日と続いた雨はようやく止み、薄い雲から日が差す月曜日。私の熱はすっかり下がったというのに、どうにも体が重い。
「おはよう」
「あ、うん」
肩を並べて歩くのに、変わらず会話がない私たち。
今どんな顔をしているのだろうと顔を上げも、逸らされてしまう視線。
もう、私のことを見てくれることはないのかな。
そう思うと何も言えなくて、向き合うことなんか出来なくて。
ただ私は横を歩くことしか出来なかった。
「ごめん、俺が変なこと言ったから困ってるよな?」
沈黙が続いた帰り。家の前に着き、ようやく口を開いた優太は、やっぱり私と目を合わせてくれなかった。
「違うよ」
首をブンブンと横に振りチラッと優太を見上げると、今日初めて目が合い、互いにプイッと逸らしてしまう視線。
「……あっ」
「え?」
のような声に顔を上げると、険しかった表情が途端に焦り顔になり、まるで悪いことをしてしまった子供のような、なんとも懐かしい顔がそこにはあった。
「どう、したの?」
そう尋ねるも、優太は私とその後ろに視線を交互に送りながら、「あっ、えっと」と余計に口をはわはわとさせていく。
後ろに何かあるの?
振り返ろうとした途端にまた手に温かなものが触れ、体がフラッとしたかと思えば足が勝手に動き出していた。
「ごめん! ちょっと来て!」
気付けば私は優太の後ろを走っていて、その手は強く握り締められていた。
え? えええええっー!
何! ねえ、一体何が起きてるのー!
過去を知っているはずの私。だけど予測出来ないことばかりの連続で、私の心は全然追いついていかない。
「おはよう」
「あ、うん」
肩を並べて歩くのに、変わらず会話がない私たち。
今どんな顔をしているのだろうと顔を上げも、逸らされてしまう視線。
もう、私のことを見てくれることはないのかな。
そう思うと何も言えなくて、向き合うことなんか出来なくて。
ただ私は横を歩くことしか出来なかった。
「ごめん、俺が変なこと言ったから困ってるよな?」
沈黙が続いた帰り。家の前に着き、ようやく口を開いた優太は、やっぱり私と目を合わせてくれなかった。
「違うよ」
首をブンブンと横に振りチラッと優太を見上げると、今日初めて目が合い、互いにプイッと逸らしてしまう視線。
「……あっ」
「え?」
のような声に顔を上げると、険しかった表情が途端に焦り顔になり、まるで悪いことをしてしまった子供のような、なんとも懐かしい顔がそこにはあった。
「どう、したの?」
そう尋ねるも、優太は私とその後ろに視線を交互に送りながら、「あっ、えっと」と余計に口をはわはわとさせていく。
後ろに何かあるの?
振り返ろうとした途端にまた手に温かなものが触れ、体がフラッとしたかと思えば足が勝手に動き出していた。
「ごめん! ちょっと来て!」
気付けば私は優太の後ろを走っていて、その手は強く握り締められていた。
え? えええええっー!
何! ねえ、一体何が起きてるのー!
過去を知っているはずの私。だけど予測出来ないことばかりの連続で、私の心は全然追いついていかない。



