嘘言〜声を失った姫と嘘つき陰陽師の邂逅〜

和風ファンタジー

嘘言〜声を失った姫と嘘つき陰陽師の邂逅〜
作品番号
1780611
最終更新
2026/05/02
総文字数
3,605
ページ数
4ページ
ステータス
未完結
いいね数
0


声を失った姫と、真実を語れない陰陽師。
――想いは、嘘でしか届かない。



『声を出せぬ姫など人形と変わらん』



呪われ、恨まれ。

これは罰なのだと誰かが言った。



『随分と呆けた顔をしていらっしゃる』



そんな声を出せず、感情を出せない姫の前に現れた、
一人の陰陽師。


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


俺は本当のことを言えません。なので、筆談で。


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


嘘つきの陰陽師は、紙の上でだけ真実を語れる。

そして、声を失った姫も、紙の上でだけ本心を語れる。


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


何かあれば、俺を呼ぶといい。


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


互いに呪われた者同士。

想いを伝えるのは、いつだって紙の上だった。


互いの声を聞く時。

それは呪いが解けた時であり、終わりの時であった。

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