透明な時間

ヒューマンドラマ

ふぁ/著
透明な時間
作品番号
1773433
最終更新
2026/01/26
総文字数
3,227
ページ数
6ページ
ステータス
未完結
いいね数
0
「何もしなかった時間は、本当に"無"だったのか。」
教室では、いつも通り笑っていた。
冗談に相槌を打ち、空気を壊さないように振る舞っていた。
誰かが傷ついていることに、気づかないふりをしながら。

学校の中で見過ごされていた出来事は、SNSに投稿された一つの動画によって突然"現実"となった。
画面の向こうでは正義が語られ、怒りが拡散され、多くの人々が簡単に答えを出していく。

声を上げるべきなのか。沈黙は罪なのか。
自分は何をしていたのか。

『透明な時間』は正しい行動を描く物語ではない。
間違いを犯した人間を裁く物語でもない。

これは、「何もできなかった私たち」の視点から描かれるヒューマンドラマだ。

あなたがもし、この教室にいたなら。
同じ時間を、透明なまま通り過ぎるだろうか。
あらすじ
高校生の三浦透は、クラス内で起きているいじめに違和感を覚えながらも、笑ってやり過ごす側にいた。SNSで拡散されて初めて問題が可視化される現実と、自分自身が何もできなかった時間に向き合う中で、透は声を上げることの意味を考え始める。正解などわからない。そんな中で私たちは進んでいく。

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