透明な時間

朝起きて、
スマホを手に取った瞬間、
通知の数に少しだけ身構えた。

直接自分宛じゃない。
それでも、無関係だとは言えなかった。

タイムラインは同じ話題で埋まっていた。

前よりも言葉が強くなっている。
怒りは形を変えて、正義みたいな顔をして並んでいた。

「許せない。」
「こういうのは一生消えない。」
「関係者も同罪。」

"関係者"
その言葉がやけに引っかかった。