【完結】後宮の片隅で、希望を掴む

ランクイン履歴

総合59位(2025/09/06)

後宮ファンタジー2位(2025/11/27)

後宮ファンタジー

【完結】後宮の片隅で、希望を掴む
作品番号
1759484
最終更新
2025/08/30
総文字数
30,231
ページ数
23ページ
ステータス
完結
いいね数
14
ランクイン履歴

総合59位(2025/09/06)

後宮ファンタジー2位(2025/11/27)

『あんたさえ生まれなければ、あの人はずっとわたくしの傍にいたのに』

 晨明国の名門、藍家に生まれた雪梅は母から疎まれ、十六歳のとき後宮に入れられた。

 四年間後宮で暮らす間に、賢妃の白万姫と親睦を深め、親友になった。

 ある晩、雪梅は怪我をしている鳥を、自身の特殊能力を使って癒す。

 その鳥は五色の翼を輝かせて飛び立った。

 鳥と入れ替わるように皇帝、王天翊がフラフラとした足取りで雪梅の前に現れる。

 彼はどうやら媚薬を盛られていたようで――!?

 さらに、四年前から呪いを受けていて、瑞獣・龍の加護によってその命を永らえていた。

 天翊の子を宿し、雪梅は彼と愛を紡いでいく。

 ――これは、互いの心の傷を癒し、成長していく物語。
あらすじ
龍の加護を受けた皇帝・天翊と鳳凰に選ばれた昭儀・雪梅が、困難を乗り越えて自身の手に希望を掴む物語。

愛を求めていた子どもが、誰よりも深く尊い愛を得た。

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