推しにプロポーズしていたなんて、何かの間違いです

青春・恋愛

推しにプロポーズしていたなんて、何かの間違いです
作品番号
1745670
最終更新
2025/02/15
総文字数
15,032
ページ数
6ページ
ステータス
完結
いいね数
11
引きこもりの僕、麻倉 渚(あさくら なぎさ)と、人気アイドルの弟、麻倉 潮(あさくら うしお)
同じ双子だというのに、なぜこんなにも違ってしまったのだろう。
時々ふとそんな事を考えてしまうけど、それでも僕は、理解のある家族に恵まれ充実した引きこもり生活をエンジョイしていた。

僕は極度の人見知りであがり症だ。いつからこんなふうになってしまったのか、よく覚えていない。
本音を言うなら、弟のように表舞台に立ってみたいと思うこともある。けれどそんなのは無理に決まっている。
だから、安全な自宅という城の中で、僕は今の生活をエンジョイするんだ。高望みは一切しない。

なのに、弟がある日突然変なことを言い出した。
「今度の月曜日、俺の代わりに学校へ行ってくれないか?」

ありえない頼み事だから断ろうとしたのに、弟は僕の弱みに付け込んできた。
僕の推しは俳優の、葛城 結斗(Iかつらぎ ゆうと)くんだ。
その結斗くんのスペシャルグッズとサイン、というエサを目の前にちらつかせたんだ。
悔しいけど、僕は推しのサインにつられて首を縦に振ってしまった。

え?葛城くんが目の前に!?
どうしよう、人生最大のピンチだ!!

✤✤

「推し」「高校生BL」をテーマに書いたお話です。
全年齢向けの作品となっています。
よろしくお願いします。
あらすじ
麻倉渚と麻倉潮は同じ双子なのにまるで正反対。
弟の潮はキラキラ輝く人気アイドル。かたや兄の渚は極度の人見知りのせいで引きこもり。
一生城(自宅)の中で過ごしてやるんだと思ってたのに、推しの葛城勇斗くんのサインに釣られた僕は、なぜか弟の振りして学校へ行くことに!
しかもそこにいたのは推しの葛城勇斗くんで……?
推しは遠くから応援するのがマイルールなのに!!

この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

可愛くてキュンキュンするお話、ありがとうございました✨
お互い離れていても、心の支えになっていた二人。
きっとこれからも幸せで可愛いカップルでいられるだろうなと甘酸っぱい気持ちになりました🩷

2025/02/15 18:16

この作品のひとこと感想

すべての感想数:6

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