推しうさぎと月の姫になるまで〜推し活中に助けた迷いうさぎは電撃引退した推しのアイドルでした〜

あやかし・和風ファンタジー

四片霞彩/著
推しうさぎと月の姫になるまで〜推し活中に助けた迷いうさぎは電撃引退した推しのアイドルでした〜
作品番号
1738514
最終更新
2024/11/24
総文字数
10,386
ページ数
6ページ
ステータス
未完結
いいね数
0
彩月(いつき)は大学受験に失敗したことで「優秀な双子の姉・爽月(さつき)の“出来損ないのおまけ”」として罵られるようになり、家族に虐げられる日々を送っていた。

そして短大卒業を間近に控えても就職先が決まらず、将来を悩んでいた二十歳の誕生日。
最終面接で失敗した自分を慰めるために推しのアイドル・「五十鈴 響夜(いすず きょうや)」の推し活をしていると、野良猫に襲われかけていた迷いうさぎを助ける。

自らを響葵(ひびき)と名乗る迷いうさぎを保護するが、月が昇った途端にうさぎから人間に姿が変わってしまう。
響葵の正体は彩月の最愛の推しである「五十鈴 響夜」本人であった。

主君の命を受けて“月の姫”を探しているという響葵。
うさぎだった自分の声が聞こえたことで、彩月が“月の姫”であると言って“月の姫”になるように説得する。
しかし大学受験の失敗から自分に自信を持てない彩月は、優秀な姉と違って取り柄がないからと断ってしまうのだった。

響葵は「五十鈴 響夜」としてアイドルをしていた理由や自らの出生を語り、今や彩月がファンや主君以上に特別な存在であることを打ち明ける。

爽月の妹の彩月でなく、彩月個人が欲しいという響葵。真摯な響葵の言葉に、やがて彩月の心が揺れ動く。
月の姫になれたのなら、今度こそ自分は愛してもらえるのかとーー。

和風恋愛ファンタジー×推し活
あらすじ
「愛されないと知った時は悲しかったし、早くこの世界から消えてしまいたいとも思った」

優秀な双子の姉と比較されてきた不遇な妹

×

「ただ君自身が好きで、これからも同じ時間を過ごしていきたいから言っている」

次の主君を探して地球に降り立った元アイドルのうさぎ青年

ひたむきな熱い想いはアイドルとファン、そして主人と従者の関係さえも越える。
推しへの情熱は誰にも止められない――!

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