心を切りとるは身を知る雨

ヒューマンドラマ

水城ひさぎ/著
心を切りとるは身を知る雨
作品番号
1731610
最終更新
2024/10/12
総文字数
96,752
ページ数
46ページ
ステータス
完結
いいね数
3
未央(みお)にはかつて婚約者がいた。婚約者の裏切りにより、婚約を解消し、まったく縁のない土地に引っ越した未央は、切り絵作家として店を開く。

未央の作る作品はすべて、雨がテーマ。作品の雨は泣けない私の涙。そう語る未央の店に、中学教師の朝晴(ともはる)が訪ねてくる。朝晴は何かと未央におせっかいを焼く。傷ついた未央の心を癒すのは朝晴なのか、それとも……。

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