明日世界がなくなったら、君を探しに行く。

青春・恋愛

めぇ/著
明日世界がなくなったら、君を探しに行く。
作品番号
1731085
最終更新
2024/10/08
総文字数
87,959
ページ数
7ページ
ステータス
完結
いいね数
2
20××年ー…

「それでは次のニュースです、 ついに人型ロボットstead(ステッド) が完成しました」



“代わりに”という意味を持つ単語から付けられた人型ロボットsteadは名前の通り人間の代わりに働くように作られた。

それは一見人間と変わらない風貌をしていて、髪の毛から足の爪まで本物かのように再現されている。

そんな人間と全く同じように作られた人型ロボットsteadに唯一の欠点がー…



庸司純夏(ようじすみか)、恋を知らない高校2年生。

1つ下の後輩、是枝利津(これえだりつ)に告白された。


「断ったら、後悔します」


笑った利津は続けて言った。


「俺はあと半年で死ぬんで」


突然そんなことを言われて思考回路が止まる。

それでも断るつもりだった純夏に利津はある契約を持ち掛ける。


「俺が庸司先輩に恋を教えるので代わりに半年付き合ってください」


告白ではなく脅迫で始まった恋愛契約、 少しづつ近付いていく2人の関係性は?


「…バレちゃいましたね」

「本当は隠しておくつもりだったんですけど」


利津の隠しておきたかった秘密とは?


「すみません、騙してて」


最期に訪れる2人の運命は?
あらすじ
高校2年生の純夏は誰も好きになったことがないことがコンプレックスだった。恋をしてる友人は可愛くてキラキラして見えて、自分もそうなりたいと思いつつもなれない自分が嫌いだった。そんな純夏に恋を教えてくれると現れた後輩の是枝利津、だから半年付き合ってほしいと言われて…!?

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