朝霧の卒業式
青春・恋愛
完
2
無月弟(無月蒼)/著
- 作品番号
- 1709689
- 最終更新
- 2023/10/27
- 総文字数
- 21,618
- ページ数
- 7ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 2
小さい頃から、ずっと一緒だった男の子。
私は彼のことを親友だって思っていたけど、バレンタインの日、彼は私のことが好きだと言った。
それはあまりに突然で、動揺した私は彼の気持ちに応えることができなかったけど。あの瞬間から私達は、ただの友達じゃなくなっていたのかもしれない。
それから時が流れて、引っ越すことになった彼。
告白の返事はもうとっくにしたはずなのに、モヤモヤとした気持ちが溢れてくる。
これは私達の、友達からの卒業の物語。
私は彼のことを親友だって思っていたけど、バレンタインの日、彼は私のことが好きだと言った。
それはあまりに突然で、動揺した私は彼の気持ちに応えることができなかったけど。あの瞬間から私達は、ただの友達じゃなくなっていたのかもしれない。
それから時が流れて、引っ越すことになった彼。
告白の返事はもうとっくにしたはずなのに、モヤモヤとした気持ちが溢れてくる。
これは私達の、友達からの卒業の物語。
- あらすじ
- 冬になると濃い霧が発生する田舎町に住む中学3年生、彩と辰喜は、小さい頃から仲の良かった親友同士。
卒業を間近に控えた二人だったけど、通っている母校は本年度をもって廃校になることが決まっていて、辰喜も家の都合で、春になると遠くに引っ越してしまう。
変わっていく環境に戸惑う彩は、去年のバレンタインのことを思い出す。
辰喜に好きだと告白されて、振ってしまった時のことを。
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