仲夏と晩夏の狭間で交わした、あの約束を。

青春・恋愛

涼風すい/著
仲夏と晩夏の狭間で交わした、あの約束を。
作品番号
1702648
最終更新
2023/08/28
総文字数
16,267
ページ数
15ページ
ステータス
完結
いいね数
34
ランクイン履歴

青春・恋愛35位(2023/09/25)

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青春・恋愛35位(2023/09/25)

夏って、三つに別れるらしい。

じゃあ俺らって、今、夏のどこにいる?

いつの間にか、かけがえのないような思い出となっていた、あの夏休み。

あの日、あの時、あの場所で、あの空気を吸って、君と交わした約束があった。

その約束を果たして君が消えても、ここで永遠に残っている。

夏に迷い込んだ俺たちは、決して消えない。

君と仲夏と晩夏の狭間で交わしたあの約束は、命を紡ぎ、どんな形になろうとも、この世界で生き続ける。
あらすじ
特に味気ないような日々を送っていた、高校一年生の葉鍵時雨(はかぎ しぐれ)は、夏休みを目前にしざわついているクラスからこっそりと抜け出して、屋上へ向かう。
そこには、ある人影があった。
それは、18年前に死亡した穂野日照(ほの ひでり)という男子生徒が幽霊となって現れたものだった。
日照と仲良くなっていく時雨だが、日照が成仏されずに幽霊のままなのは、時雨と前世で交わした約束が原因で—

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