《こちらは物語の補足として書かせて頂きます。》


 まず、椋毘登の後継者として1人の男の子が生まれます。その男の子の名は耳高(みみたか)
 彼は後に、岸田氏を名乗るようになります。


 それとは別に

 蘇我蝦夷の息子の鞍作(くらつくり)、後の世での名は入鹿(いるか)

 中臣御食子の息子の鎌足(かまたり)

 押坂彦人大兄皇子(おしさかのひこひとのおおえのみこ)糠手姫皇女(ぬかでひめのひめみこ)の孫にあたる、中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)と弟の大海皇子(おおあまのおうじ)


 厩戸皇子の死により三頭政治は崩れ、その後はこの人物達の登場により、飛鳥はまた波乱の世を迎える事になります。

 そしてさらにその先に、人々は飛鳥の地を離れる事になり、そんな故郷の飛鳥の地を思って、何人もの人達が歌を詠んでいます。そしてそれらの歌は、万葉集の中で見ることが出来ます。


 稚沙と椋毘登の物語は一旦これで終わりにして、次回作は、また別の時代にしようと思います。

 ただまだ書ききれていない部分もあるので、またひょっこり続きを書くかもしれません!

 そうご期待下さい(^-^)