- 作品番号
- 1681329
- 最終更新
- 2023/06/26
- 総文字数
- 143,156
- ページ数
- 6ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 0
- ランクイン履歴
-
異世界ファンタジー26位(2023/09/02)
ファンタジー27位(2023/09/02)
『スキル』が2つ貰える世界にて──。
『七つ道具』というパッとしないスキルを所持していた【シーフ】のレイルは、成人の日に貰える二つ目のスキルに期待して暮らしていた。
貧弱なスキルのせいで、お情けでしかパーティを組んでもらえず、万年Dランクの冒険者のまま。
だが、そんなレイルも成人の日の「スキル授与式」で、新しいスキルを貰えば何かが変わると期待していたが────……。
『──レイル・アドバンスに『手料理』のスキルを授けましょう』
「……て、『手料理』?!」
新スキルを不満に思ったレイルは女神に詰め寄りゴネた。……無茶苦茶ゴネた。
…………そして、あまりにしつこさに、プッチンと切れたのはスキルの女神。
「どうか、お願いしま────」
『……ざっけんなクソガキぃぃいい!! テメェにやるスキルはねぇ────おととい来やがれッ!!』
前代未聞の女神ブチ切れ事件を起こしたレイルは二つ目のスキルを貰い損ねてしまった。
おかげで、ますます孤立するレイル。
ついには甘い言葉に騙されて、新しくパーティを組んだ高レベル冒険者たちによって、巨大モンスターの囮用の餌として捨てられる。
「畜生!! どいつもこいつもッッ!!────覚えてやがれ」
騙したパーティへの恨みを叫びつつも、巨大な魔物を前にして死を覚悟したその瞬間──。
ヤケクソでステータス画面を開いたとき、見慣れぬスキルがあった……。
スキル『一昨日に行く』
────これは、何一つ手に入れられなかった冒険者の青年が、スキル『一昨日にいく』を使うことで機転と工夫を凝らして最強に成りあがる物語。
『七つ道具』というパッとしないスキルを所持していた【シーフ】のレイルは、成人の日に貰える二つ目のスキルに期待して暮らしていた。
貧弱なスキルのせいで、お情けでしかパーティを組んでもらえず、万年Dランクの冒険者のまま。
だが、そんなレイルも成人の日の「スキル授与式」で、新しいスキルを貰えば何かが変わると期待していたが────……。
『──レイル・アドバンスに『手料理』のスキルを授けましょう』
「……て、『手料理』?!」
新スキルを不満に思ったレイルは女神に詰め寄りゴネた。……無茶苦茶ゴネた。
…………そして、あまりにしつこさに、プッチンと切れたのはスキルの女神。
「どうか、お願いしま────」
『……ざっけんなクソガキぃぃいい!! テメェにやるスキルはねぇ────おととい来やがれッ!!』
前代未聞の女神ブチ切れ事件を起こしたレイルは二つ目のスキルを貰い損ねてしまった。
おかげで、ますます孤立するレイル。
ついには甘い言葉に騙されて、新しくパーティを組んだ高レベル冒険者たちによって、巨大モンスターの囮用の餌として捨てられる。
「畜生!! どいつもこいつもッッ!!────覚えてやがれ」
騙したパーティへの恨みを叫びつつも、巨大な魔物を前にして死を覚悟したその瞬間──。
ヤケクソでステータス画面を開いたとき、見慣れぬスキルがあった……。
スキル『一昨日に行く』
────これは、何一つ手に入れられなかった冒険者の青年が、スキル『一昨日にいく』を使うことで機転と工夫を凝らして最強に成りあがる物語。
- あらすじ
- 主人公レイルは、成人式に女神から授けられた雑魚スキルにクレームをつけた。
すると、女神様が大激怒。
『……ざっけんなクソガキぃぃい! テメェにやるスキルはねぇ! 一昨日(おととい)来やがれッ!』
スキル『一昨日に行く』を入手しました
その瞬間、
ステータス画面に踊るそのスキルを見たとき、レイルの人生が大きく動き出す。
時を遡るスキルは、果たして神のごときスキルか否か…。
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