記憶の花火〜俺が暴いてやるよ、欲望にまみれた秘密を〜

作品番号 1673319
最終更新 2022/09/21

記憶の花火〜俺が暴いてやるよ、欲望にまみれた秘密を〜
ミステリー

78ページ

総文字数/ 55,475

ランクイン履歴:

ミステリー:1位(2022/09/04)

ーーーー今年もまた夏がやってくる。
俺が今だに思い出すあの夏が。

見上げた日差しが、容赦なく俺を照らし、俺の頬の傷が、焼けたように痛むのは気のせいか。

近くの公園からは、競うように蝉の叫び声が聞こえてくる。やかましく泣き叫び、命の限り、声を張り上げるセミは、どこか俺と似ている。
俺の胸に、灼熱のように燃え上がる炎は、もはや手がつけられないほどの憎悪の塊となり、この身をいくら引き裂いても消えはしない。悶え苦しみながら、血反吐を吐き、這いつくばりながら、俺は命の限り、あの日の想いを抱き抱えながら生きていく。

ーーーーさぁ、仕事のはじまりだ。

あらすじ
黒髪に頬に傷を持つ謎の男が、とある商店街の裏通りの古民家に自宅兼事務所をひっそりと構えている。黒のシャツに黒のパンツを見に纏った妖艶な男。通称『花火屋』。
男はある特別な花火を取り扱っている。

ーーーー人の欲望の、果ては、救いなのか。
絶望なのか。それは誰にも分からない。




※オムニバス形式でお届けします。欲にまみれた秘密の花火、貴方もぜひ手に取ってみてください。

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