大蛇の君の初恋は、忌み子として虐げられていた少女でした。

作品番号 1672911
最終更新 2022/07/31

大蛇の君の初恋は、忌み子として虐げられていた少女でした。
あやかし・和風ファンタジー

33ページ

総文字数/ 31,988

「……これが恋というものか」

 絶大な力と美貌を持つ大蛇の君の初恋は、忌み子として虐げられていた少女、硯(すずり)だった。

 まだ、人々が神々とあやかしに近く生きていた時代。
 村にはひとり、まもり神がいた世界。

 硯は双子の姉として生まれたばかりに、忌み子とされて不遇な日々を送っていた。
 対照的に、双子の妹の清(さやか)は、村の跡継ぎとして自由気ままに振る舞い、硯を見下していた。
 清は、二年前に新しく現れたまもり神と婚約をしたことで、更に硯を見下すようになった。

 そんなある日、硯は傷ついている小さな白い蛇を拾い、怪我を治して看病する。
 蛇は、新しいまもり神の命令で忌むものとされ、村人たちはふれることも嫌がる。
 しかし、おなじく忌むものとされている硯には、傷ついている蛇は放っておけなかった。

 その蛇――紅瞳(べにひとみ)が、絶大な力と美貌を持つ、帝の義兄にあたる「大蛇の君」であるとも知らずに。
 そして、これまで恋を知らなかった紅瞳が、硯にひと目で惚れていたことも。
 紅瞳を助け、紅瞳に愛されたことが、硯のしあわせのすべてのはじまりになるとも知らずに――。

この作品のレビュー

★★★★★
投稿者:葉月 海波さん
ネタバレ
驚きと幸福のラスト
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2022/08/19 21:01

この作品の感想ノート

確かに昔、双子は『先に出てきた子は後の子をおしのけて出てきた鬼っ子だ』という考え方もあったそうですから、深いなと思いました。主人公に心を砕いてくれる人がいる事を救いに思います。幸せになって欲しいと思いました。

2022/07/18 14:14

 面白かったです!
 動物が人の姿となって助けてくれるという場面にキュンとしました。
 続きが楽しみです!

2022/07/15 21:43

この作品のひとこと感想

すべての感想数:36

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