- 作品番号
- 1641001
- 最終更新
- 2021/06/19
- 総文字数
- 14,832
- ページ数
- 10ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 3
- ランクイン履歴
-
総合46位(2021/07/02)
雨の日、わたしの目に普段は見えないたくさんの色が見える。
長い手。長い足。そして何でも持てる長い指。
素敵なこの時間はあっという間に過ぎていく。
そうだ。外も見に行ってみよう。もっとたくさんの色があるはず。
雨粒がいっぱい付いたガラス窓を見上げて、わたしは喉を鳴らす。
足取りも軽くカフェを出ていこうとすると、コウイチロウがわたしを腕に抱き上げて言った。
「雨やんでるよ」
長い手。長い足。そして何でも持てる長い指。
素敵なこの時間はあっという間に過ぎていく。
そうだ。外も見に行ってみよう。もっとたくさんの色があるはず。
雨粒がいっぱい付いたガラス窓を見上げて、わたしは喉を鳴らす。
足取りも軽くカフェを出ていこうとすると、コウイチロウがわたしを腕に抱き上げて言った。
「雨やんでるよ」
- あらすじ
- 雨の日だけその女の子はカフェに現れる。
クリームソーダが好きで、お絵描きが好き。
助けてくれたお兄さんを探しているんだ。
でもはっきり覚えていなくて……
それに何かを忘れてるみたい……
この作品のレビュー
投稿者:妖怪字並べあめじ@皆違って皆星5!さん
クリームソーダがおいしそうでした
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カフェならではの描写が、音や香りを伴って目の前に広がります。どこかのカフェに行ってクリームソーダを飲みたくなるお話でした。
2022/07/18 14:33
この作品の感想ノート
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