- 作品番号
- 1569549
- 最終更新
- 2019/09/30
- 総文字数
- 95,774
- ページ数
- 77ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 3
- ランクイン履歴
-
総合97位(2019/08/13)
現代ファンタジー47位(2022/09/08)
ディスプレイ越しに、彼を見付けた。
人間そっくりにデザインされたCGの、
まるで天使のように美しい少年。
彼に名前を訊かれた。
あたしは、マドカと名乗った。
彼は、アイトと名乗った。
「妖精持ち」という、特異体質のあたし。
「あの女」と陰口を言われるばかりの毎日。
多忙な両親とも、すれ違いが続いて。
アイトだけがいてくれれば、
あたしは、
もうそれだけでいい――。
彼は何者?
本当にAI?
それとも……?
逃避行の果てに出会う真実。
妖精がいる現実は、あまりに痛くて、
小さな希望の光がともっている。
人間そっくりにデザインされたCGの、
まるで天使のように美しい少年。
彼に名前を訊かれた。
あたしは、マドカと名乗った。
彼は、アイトと名乗った。
「妖精持ち」という、特異体質のあたし。
「あの女」と陰口を言われるばかりの毎日。
多忙な両親とも、すれ違いが続いて。
アイトだけがいてくれれば、
あたしは、
もうそれだけでいい――。
彼は何者?
本当にAI?
それとも……?
逃避行の果てに出会う真実。
妖精がいる現実は、あまりに痛くて、
小さな希望の光がともっている。
- あらすじ
- 「妖精持ち」という特異体質のマドカ。
直径10センチほどの光球「妖精」は、つねにふわふわとマドカのまわりを飛んでいる。
誰もが妖精を気味悪がり、マドカの友達になろうとしない。
そんな閉塞的な日々が、突然、変わる。
ディスプレイの中に住む不思議な少年アイトに出会ったから。
機械そのものだったアイトの言動は、マドカと触れ合ううち、人間らしくなっていく。
マドカは次第に、アイトに惹かれ始めて……。
この作品をシェア
この作品を見ている人にオススメ
読み込み中…