
作品番号 1134923
最終更新 2014/12/27
2014年12月25日
大人気シリーズついについに完結!?
赤い人の謎が解き明かされる!!
ケータイ小説文庫
ブラックレーベルより書籍化
2014年11月25日~毎週火曜・木曜、更新!
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「カラダ探し」は少女の呪い。
「カラダ探し」に翻弄されたふたりの少女の目には、この世界はどう映るのか。
ヒビ割れた世界で、明日香は思う。
皆と一緒に呪いを解くと。
それを知らない遥は思う。
こんな世界、壊れてしまえばいいと。
そしてまた始まる、繰り返される今日。
・「赤い人」は放課後の校舎に現れる。
・「赤い人」はひとりになった生徒の前に現れる。
・「赤い人」を見た者は、校門を出るまで決して振り返ってはならない。
・振り返った者は、身体を8つに分けられ、校舎に隠される。
・「赤い人」に殺された生徒は、翌日皆の前に現れて、「カラダを探して」と言う。
・「カラダ探し」を拒否する事はできない。
・「カラダ探し」の最中にも、「赤い人」は現れる。
・「カラダ探し」は身体を見つけるまで行われる。
・「カラダ探し」では死んでも死ねない。
・「赤い人」は歌を唄う。
・「赤い人」に追いつかれたら、背中にしがみつかれる。そして、歌を唄い終わったら、殺される。
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この作品のレビュー

シリーズ4作品、日数はかかってしまいましたが、全て読ませていただきました。 ホラー作品というのは今まで読んだことがなく、この作品も“挑戦”だったのですが。ホラーはホラーなんですが、その中に切なくて苦しい話があったり、笑える話があったり。 “ホラー作品”を“ホラー”ということだけで終わらせない作品でした。 ホラーだけど、ホラーじゃない。 自分たちがこうして生きているということ、生きるための世界があること。 それを改めて実感して、そして深く見つめ直すための学びにもなったと思います。 本当に怖かったですが、それと同時に面白かったです。 最高な作品を、ありがとうございました。

3年ほど前に全シリーズ読ませていただきました。年月が経ち、ふとこの小説を思い出しました。改めて読むとまた違った感情が湧いてなんとも言えない気持ちになりました。この結末だからこそとても考えさせられるものがありました。
この作品の感想ノート
初めて読んだのは小学生5年生の時でした。当時ホラーが苦手だった私は第一夜だけを読んで、放課後1人で残ることもできないくらいの恐怖を抱きました。それでも物語の展開が面白くてなんとか読み終え、中学2年生になる頃には気づいたら三周もしていました。そこから3年のブランクがあり高校生になった今、実写化が上映されたということで数年ぶりに全シリーズ読み返しました。、当時より怖さの耐性がつき、それぞれの人物に寄り添って本を読みきれたと思います。怖くなくなってきたとはいえ夜中に読むと寝返りが打てなかったり、、、笑笑
情景や場面が思い浮かべやすく、登場人物の心情を考えながら読み進めやすかったので感情移入してしまい途中なんとも辛かったですがあ読み終えました、。ほんとに最後は号泣。あまりホラーを好まない私が自信を持っておすすめできる一冊です。私は武司推しです。
また、読み返そうと思います。
シリーズ4作品、日数はかかってしまいましたが、全て読ませていただきました。
ホラー作品というのは今まで読んだことがなく、この作品も“挑戦”だったのですが。ホラーはホラーなんですが、その中に切なくて苦しい話があったり、笑える話があったり。
“ホラー作品”を“ホラー”ということだけで終わらせない作品でした。
自分たちがこうして生きられているのは、生きるための世界があるから。
それを改めて実感して、そして深く見つめ直すための学びにもなったと思います。
本当に怖かったですが、それと同時に面白かったです。
最高な作品を、ありがとうございました。