- 作品番号
- 1134923
- 最終更新
- 2014/12/27
- 総文字数
- 285,156
- ページ数
- 576ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 293
- ランクイン履歴
-
総合56位(2020/02/23)
2014年12月25日
大人気シリーズついについに完結!?
赤い人の謎が解き明かされる!!
ケータイ小説文庫
ブラックレーベルより書籍化
2014年11月25日~毎週火曜・木曜、更新!
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「カラダ探し」は少女の呪い。
「カラダ探し」に翻弄されたふたりの少女の目には、この世界はどう映るのか。
ヒビ割れた世界で、明日香は思う。
皆と一緒に呪いを解くと。
それを知らない遥は思う。
こんな世界、壊れてしまえばいいと。
そしてまた始まる、繰り返される今日。
・「赤い人」は放課後の校舎に現れる。
・「赤い人」はひとりになった生徒の前に現れる。
・「赤い人」を見た者は、校門を出るまで決して振り返ってはならない。
・振り返った者は、身体を8つに分けられ、校舎に隠される。
・「赤い人」に殺された生徒は、翌日皆の前に現れて、「カラダを探して」と言う。
・「カラダ探し」を拒否する事はできない。
・「カラダ探し」の最中にも、「赤い人」は現れる。
・「カラダ探し」は身体を見つけるまで行われる。
・「カラダ探し」では死んでも死ねない。
・「赤い人」は歌を唄う。
・「赤い人」に追いつかれたら、背中にしがみつかれる。そして、歌を唄い終わったら、殺される。
この作品のレビュー
シリーズ4作品、日数はかかってしまいましたが、全て読ませていただきました。 ホラー作品というのは今まで読んだことがなく、この作品も“挑戦”だったのですが。ホラーはホラーなんですが、その中に切なくて苦しい話があったり、笑える話があったり。 “ホラー作品”を“ホラー”ということだけで終わらせない作品でした。 ホラーだけど、ホラーじゃない。 自分たちがこうして生きているということ、生きるための世界があること。 それを改めて実感して、そして深く見つめ直すための学びにもなったと思います。 本当に怖かったですが、それと同時に面白かったです。 最高な作品を、ありがとうございました。
3年ほど前に全シリーズ読ませていただきました。年月が経ち、ふとこの小説を思い出しました。改めて読むとまた違った感情が湧いてなんとも言えない気持ちになりました。この結末だからこそとても考えさせられるものがありました。
この作品の感想ノート
ネタバレあります!
漫画版は何周も読んだことがあったのですが、今回初めて原作の小説を見つけて一気読みしました。
内容は漫画版と変わらないと思っていましたが、細かなところで違いを感じて、ここのシーンのセリフは漫画版で足された所だったんだなぁなどと思いながら読んでいました。
特に、ラストシーンは漫画版とはだいぶ違うエンディングで、切なくて切なくて……
でも個人的にはすごく好きな終わり方でした、カラダ探しのルール的にも納得のいく結末で…
でもつらい、すごくつらい、、、
明日香が夢の中でみんなを追いかけるシーンがすごく切なくて、号泣しました…。屋上から声をかけてくれるみんなに応える明日香と小川くん、やっと会えたって明日香は嬉しそうだったけど、やっと会えたのにそんなに遠くから、しかも消えちゃうなんて…
小川くんが武司に言った言葉でも泣いて、結子の反応でも泣いて、めちゃくちゃ悲しかった…
明日香の夢の中で、武司は結子に会いに行こうとしてたのかな、?会っても結子は覚えてないかららラストシーンも結子には姿を見せなかったのかな…
もっとたくさん感じたことがあるのに、胸がいっぱいで言葉がでません、、、。もうなにを言えばいいか分からないくらい泣きました
帰る前に学校を歩き回るシーンすごく感情移入しました、、
長椅子に座って考え事してる小川くんにも、何を考えてるかなんて想像したらまた号泣
切なすぎるよぉおおお
感想書きながらも涙止まらないけど、ほんとに原作読みに来てよかったです。
私はきっとまた読みに来ると思います。
そして色んな人に紹介したい
色んな人と語らいたい大好きな作品です
漫画版をアプリで少しずつ読み、こちらで続きを読みました。展開の仕方が少しずつ違うんですね。それも面白い。
2022年9月13日、自分の過去の書き込みを見つけました。2周目でも全然よゆうで泣いたし、面白かったし、怖かったです。お風呂とトイレが怖い。
p.s.映画も公開されて割と直ぐに見ました。本当に面白かった。最高の作品です。
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