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夕方 | 対象 タイトル, キーワード, 作家名

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夕方五時、誰もいない団地で

総文字数/4,369

ホラー2ページ

第2回モキュメンタリーホラー小説コンテストエントリー中
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夕方五時。 帰宅を急ぐ人々の影が伸びる時間。 それは、今日がまだ終わっていないはずの時刻だ。 地平線しかない場所に、ぽつんと建つ集合住宅がある。 周囲に道も、隣家もない。ただ、同じ形の部屋が静かに並んでいる。 そこに迷い込む人々を、あなたは“案内人”として迎え入れる。 案内する先は、一人につき一つの部屋。 室内には、その人の記憶が形を持って残されている。 通勤鞄、割れたスマートフォン、止まった時計。 けれど、それらに触れることはできない。 なぜなら、彼らはすでに仏様だからだ。 忘れてしまった死の記憶を思い出せたとき、 部屋には天へと続く道標が現れる。 だが、思い出せなければ―― その部屋から、二度と出ることはできない。 案内人の仕事は淡々としている。 説明し、扉を開け、見送る。 そこに疑問を抱く必要はないはずだった。 しかし、いくつもの部屋を巡るうち、 あなたは違和感に気づき始める。 なぜ夕方は終わらないのか。 なぜ部屋の中に、見覚えのある物があるのか。 そして、なぜ自分自身の記憶だけが、どこにも見当たらないのか。 これは、死後の世界の物語ではない。 「帰る途中だった日常」が、静かに形を変えていく物語だ。 フィクションと現実の境界は、気づかぬうちに溶け、 ページを閉じたあとも、夕方五時はあなたの中に残り続ける。 その集合住宅は、今日も地平線の中に立っている。 次に迷い込むのは、あなたかもしれない。
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「死んだ妻は夕方に戻ってきたが朝には消えていた・・・」古典風の怪談は、大方の読者の方々の予想を裏切るSF的展開で意外な方向へ!  読み進めるほどに深まってゆく謎、やがて明らかになる驚愕の真相と感動の結末!
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桜の妖精

総文字数/20,627

青春・恋愛26ページ

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あの桜の木の下でもう一度、貴方と
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