青春・恋愛小説一覧

朧咲夜クリスマス短編2022Ver.【完】

総文字数/3,774

青春・恋愛6ページ

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朧咲夜のクリスマス短編です。 咲桜・中学二年のときのお話です。 2022.12.24
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「えへへー♪ アキトくん、どうどう? 新しい制服似合ってる?」  届いたばかりのまっさらな高校の制服を着たひまりちゃんが、ファッションショーでもしているみたいに、僕――神崎暁斗(かんざき・あきと)の目の前でくるりと回った。  短いスカートがひらりと舞い、僕は慌てて視線を上げる。 「すごく似合ってるよ。まるでひまりちゃんのために作られた制服みたいだ」 「やった♪」  そんな僕とひまりちゃんは、実は血のつながっていない義理の兄妹だ。  今から数年前。  僕が小学校のころ。  クラスに母子家庭の女の子がいた。  それがひまりちゃんで、ガリガリに痩せていて、何度も繕ったであろうボロボロの古着を着ていたこともあって、 「貧乏神が来たぞ~!」 「貧乏が移っちまう! 逃げろ~!」  心ない男子たちからは名前をもじって貧乏神なんて呼ばれていた。 「うっ、ぐすっ……」  ひまりちゃんは言い返すでもなく、いつも鼻をすすりながら俯いてしまう。  そして当時の僕はというと、自分こそが神に選ばれし特別な人間だと思い込んでいたのもあって、ひまりちゃんがバカにされているのを見かけるたびに、助けに入っていた。  そして父さんが食堂を経営していたこともあり、僕はひまりちゃんを家に連れ帰っては一緒にご飯を食べた。  それはいつしか、ひまりちゃんのお母さんも含めた家族ぐるみの付き合いになっていき。  ある時、僕の父さんとひまりちゃんのお母さんが再婚して、ひまりちゃんは僕の義妹になったのだ。 「これからは毎日一緒にいられるね!」  そんなひまりちゃんは年々綺麗になっていき、いつしか「女神」と呼ばれるようになっていた。  対してその頃には、ただの冴えない凡人であることを理解してしまった僕。  だけどひまりちゃんは昔助けられた恩義で、平凡な僕を今でも好きだ好きだと言ってくる。  そんなひまりちゃんに少しでも相応しい男になるために。  女神のようなひまりちゃんの想いに応えるために。  もしくはいつか、ひまりちゃんが本当にいい人を見つけた時に、胸を張って兄だと言えるように。  高校進学を機に僕はもう一度、僕をがんばってみようと思う――。
未来の死神、過去に哭く
DANDY/著

総文字数/111,757

青春・恋愛39ページ

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とある病室。 美しい死神の目の前には、衰弱しきったある青年の姿があった。 世界の理によって、彼女は彼の命を刈り取らなければならない。 しかし死神は、初対面であるはずの彼のことをなぜか知っていた。 なぜか愛していた。 だから死神は、自身の存在を犠牲にして奇跡を起こす。 過去に行き、彼の音楽の才能を奪う。 彼の音楽の才能が、彼を孤独にした。 世界は孤独となった者から命を奪う。 天才ピアニストとして脚光を浴びていた彼は、しかしその才能に溺れて孤独となってしまった。 そうであるなら、音楽の才能を奪えば彼は普通の少年として暮らしていける。 そう確信して、死神は過去に戻り大鎌を振るう。 それが悲劇の始まりになるとも知らないで……。
モノクロの世界に君の声色をのせて

総文字数/92,708

青春・恋愛99ページ

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 しぶしぶ入った卓球部の練習をずる休み。  ぼーっと河川敷で絵を描いていた僕の前に現れたのは—— 「私ここで歌うから、聴いててね!」  図々しくて、自分勝手で、強引な君。  その歌声が、僕の世界を彩った。  ※ ※ ※  隣の中学校同士の男の子と女の子が河川敷で出会い、不思議な関わりを持つお話。  自分に自信の持てない少年少女の成長記録です。 ※この作品はフィクションです。作中の絵画・楽曲・地名などは実在しません。
夜明け前に降る雨とホタル燈導く夜明け
椿灯夏/著

総文字数/2,752

青春・恋愛7ページ

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『夢』ですらなかったものをカタチに変えてくれた大切な人がいた。 しかし思わぬ形でその人と再会し、そして少女は夜明け前に降る降り止まない雨の中にとどまり続ける。 そして少女はホタル燈に導かれて、探しものをみつける――――。
僕の幸せの形はまるで青空に浮かぶ雲のように

総文字数/10,996

青春・恋愛6ページ

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それは僕が入学した春のことだった。 空には白い雲がゆったりと流れていた。
もうおそろいだなんて言えないや。

総文字数/8,927

青春・恋愛6ページ

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二人、お揃いで購入したスニーカー。 今はもうお揃いだなんて言えないや。 楽曲コラボコンテストエントリー作品 (野いちごにて公開中)を加筆修正したものです。 さらに加筆修正を行ったものが、3月刊の単行本に収録されます。
この夏、キミに恋をした。

総文字数/13,568

青春・恋愛22ページ

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高校二年生の夏―― 私は恋をした。その相手は幼き頃の親友である、転校生だった。 だが、昔の彼と今の彼は驚くほど違った。 コンクールへの焦りと、難しくも叶えたい恋。そして、一年後の受験。 様々な試練の先に、待っていたのは……。
君とガラス越しで手をあわせたい。
蜃気羊/著

総文字数/2,366

青春・恋愛2ページ

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「ねえ、ガラス越しで手を合わせるのってどんな気分なんだろう」 透明な雰囲気の彼女は静かにそう言った。 僕はそんなことを急に言われて、ドキッとした――。 夏の始まりに恋が始まる話。 ※表紙イラスト/ノーコピーライトガール様(https://fromtheasia.com/illustration/nocopyrightgirl) ☆☆☆『君の告白を破り捨てたい』が書籍化されます☆☆☆ 短編小説『君の告白を破り捨てたい』 https://novema.jp/book/n1683975 プロフィールの作品一覧からでもご覧いただけます。 以下の単行本短編集に収録されます。 もしよろしければ、ぜひお手に取ってみていただけると嬉しいです。 2023年3月発売予定 『すれ違う切ない恋の超短編集』 櫻いいよ、小桜菜々、永良サチ、雨、Sytry、紀本 明、冨山亜里紗、橘 七都、金犀、月ヶ瀬 杏、蜃気羊、梶ゆいな/著 楽曲コラボコンテストから生まれた、男女二視点の泣ける恋の超短編 ○内容○ 「ずっと一緒にいよう」 君がそう言ったから、私はそのまま、静かにうんと頷いた。 その約束は永遠かと思った。 高校生なのに、 君はセブンスターを口に咥えて、 安い愛について語ってくれたね。 雪が降る中、 二人でビルの階段の踊り場で話すのは 冷たいけど、嫌いじゃなかった。 一時の人生で少しだけ君と気が合った話。 主人公、優璃(ゆり)と頼太(らいた)の2視点で進む物語として1万文字を加筆して、バージョンアップしました。 頼太の視点が増えたことで、切ない真実と二人のすれ違った理由が明かされます。 ノベマ!で公開している作品は優璃視点で進む物語になっています。
眩しさの中、最初で最後の恋をした。

総文字数/101,676

青春・恋愛30ページ

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眩しさの中で あなたを初めて見た時。 ずっと諦めていた、人を好きになるという事を 痛い程に、初めて知ったの……。 言いたくても言えない気持ちが 胸を苦しくすることも……。 みんな、あなたに出会えて知れた……。 諦めていたこの気持ちを知ることが出来て 私は良かったと思ってる。 だから、これが私の…… きっと最初で最後の恋になる。
太陽になりたかった
海画明/著

総文字数/82,336

青春・恋愛75ページ

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誰にも知られたくない。バレてはいけない。 誰にも話せない秘密を持って生きている。これからもずっとー。 「君はいつも、太陽みたいだね。」 君がくれた光を浴びながら、私は生きていくー。
10歳差の王子様
めぇ/著

総文字数/30,415

青春・恋愛49ページ

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おれには彼女を守るための鉄則がある。 大切な女の子がいるから。 津倉碧斗(つくらあおと)、小学校1年生。 誰がなんと言おうと隣に住んでる幼馴染・村瀬あさひ(むらせあさひ)は大切な女の子。 たとえ10歳の差があっても関係ないし、どんなに身長差があったってすぐに追いつくし追い越せるから全然困ったことじゃない。 今は小学生のチビだけど、中学生、高校生になっていつかは大人になるんだから。 少しづつ大人になっていく2人のラブコメディでありラブストーリーなちょっと切ないお話。
つれづれなる日常〜女子高生の彩り暮らし〜

総文字数/7,691

青春・恋愛13ページ

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徒然草を元にした会話劇形式の小説。 おバカだけど素直な女子高生・草野リリカと、優等生だけどたまにエグい毒を吐く幼馴染アカネの、クスッと笑えて、ちょっと学べる、そんなお話。 ◆第44回キャラクター短編小説コンテスト【優秀賞】受賞作品
お母さんの遺しもの

総文字数/33,772

青春・恋愛37ページ

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転校生してきた女の子は、亡くなったお母さんなのかもしれないーー 大切な人が亡くなる時に感じる計り知れない痛みや辛さ。 そんな痛みはどうすれば昇華できるのだろうか。 そう考えながら書いた小説です。
夏の記憶の彼方

総文字数/50,439

青春・恋愛83ページ

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・工藤和歌(くどうわか) 都立空高等学校2年 人に好かれる一方で家族との仲に悩んでいる。 いつも死にたいと思っている。毎日昼食を食べた後、屋上のてっぺんに立つことが日課。 ・芹沢暁(せりざわあかつき) 都立空高等学校2年 和歌のクラスメイト いきなり、屋上に来て、いつ死ぬか分かると言い放つ謎の少年。 この二人は死ぬということに対して、日々考えているが、それは一体何のために、誰のために死ぬのか。 生きる意味が見出せない二人の想いをあなたはどう思いますか?
渡り鳥と爆弾

総文字数/118,346

青春・恋愛45ページ

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 想像の中で町を破壊してはそれを描く日々を送っていた朱鳥の前に、一人の女性がやって来る。アトリエの家主だという彼女は朱鳥の絵を現実にしようと提案し、芸術的な破壊をする。 「世界をひっくり返そう」 彼女の魔法のような言葉に従い、町中に爆弾を仕掛ける日々が始まる。
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