青春・恋愛小説一覧

木曜日の彦星

総文字数/14,999

青春・恋愛1ページ

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『最終電車を見送ったとき、あれは俺たちの分岐点だとわかっていたはずなのに、俺は自らその手を放してしまったのだ』  きみとの日々はまるで、七夕のような恋だった。  福岡にある門司港レトロ地区に住む誠一は、東京から引っ越してきたというマミと出会う。  スタイルもよく美人のマミは、家庭環境の影響で人との距離感を意識する一面がある少し影のある女の子。  誠一の通学路に住んでいることでたまたま通りかかった『みもすそ川公園』付近で出会い、少しずつ言葉をかわすようになっていった。  部活動の休みの日である木曜日はすぐさまマミの住むあたりに向かい、時間が許す限り他愛もない会話をし、共に過ごすようになる誠一とマミは少しずつ距離を縮めていく。  それなのに、漠然とした会話はするものの深くは追求してこないマミはいつも遠くを見つめていた。  近いようでいて遠いマミの存在。  少しずつマミに惹かれつつも、彼女が大切にするラインを越えないよう意識し、彼女とともに過ごすひとときを楽しみ、下関市と門司港を繋ぐ海底トンネルを通って帰宅する。  それが誠一の楽しみとなっていた。 星名誠一(16)  下関の高校に通い、北九州市門司区の祖父母の家に住んでいる。  部活動が休みの木曜日に急いで帰宅をし、マミに会いに行くのが楽しみになった。  どちらかというと聞き手で、人が楽しそうにしている姿を見るのが好き。  真面目なため、頭はそこそこいい。  マミの前では方言で話さないよう意識している。 マミ(16)  高校一年生の秋に東京から山口県下関市に引っ越してきた女の子。  母親と二人暮らしで、冷めきった両親の影響で人のことを信用できず、日々に絶望している。  大人っぽく、誰もが振り返る美人顔だが、こっそり下関弁を話そうとするなど、ときたま可愛い一面を見せる。  大学は東京の大学に行きたいと思っている。 関門トンネル  山口県下関側の御裳川と福岡県門司側の和布刈を結ぶ780mのトンネル。  通行可能時間は6:00~22:00。  歩行者は無料、自転車・原付は20円。  トンネルの中程には山口県と福岡県の県境があり、記念撮影スポットとして人気。 (Wikipediaより)
午前2時に、君を見つける
himuroi/著

総文字数/11,151

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――深夜2時、再会したふたりが始めたのは、懐かしくて少し切ない“かくれんぼ”。 変わったものと、変わらなかったものが、静かな夜の中で少しずつ重なっていく。
深夜の魔法と、届いた君のひとこと
himuroi/著

総文字数/10,405

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――深夜0時。彼女の“声にならない声”が、僕にだけ届いた。 たった一言が、誰かの世界を変えることがある──それが“本物”の言葉だと思う。
終電を逃した夜に

総文字数/10,077

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お互い三十歳になっても独り身だったら結婚するか。 いいね。しよう、しよう。 飲み会の席で交わされた約束。 リップサービスみたいな約束が果たされないことは分かっていたけど、こんな展開は知らなかった……。 
その日、ヒーローは死んだ。

総文字数/22,747

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疎遠になっていた友人、万里くんが死んだ。 そんな恐ろしい予知夢を見た僕は、 万里くんを救うために彼と同じ高校に行くことを決意した。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 予知夢を見ることが出来ると思い込んでいる青年が、 疎遠になっていた友人を悲劇の結末から救うために足掻き、 その中で青春を見つけていくボーイズライフな物語。
この恋は、もう理想じゃない
蜃気羊/著

総文字数/12,185

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 宝石みたいにキラキラした恋をしたことが私にもあった。  永遠の恋を誓うために、いろんな思い出をこの街で刻んだ。  だけど、そんなあなたはもう、この街にはいない――。  この話は、奇跡と理想で溢れた恋を君と続けたかった話。 ※表紙イラスト/ノーコピーライトガール様 (https://fromtheasia.com/illustration/nocopyrightgirl)
ひとつの夜 ふたつの朝

総文字数/10,800

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⸝⸝ ⸝⸝ ⸝⸝ ⸝⸝ ⸝⸝ ⸝⸝ ⸝⸝ 翠斗くんが優しく笑うから 私もつられて苦笑い やっぱり、さっき想像した通りの顔だ 優しくて、ちょっぴり困ったような顔 ⸝⸝ ⸝⸝ ⸝⸝ ⸝⸝ ⸝⸝ ⸝⸝ ⸝⸝ 藤乗千咲 21歳・大学3年生 江宮翠斗 22歳・大学4年生 ⸝⸝ ⸝⸝ ⸝⸝ ⸝⸝ ⸝⸝ ⸝⸝ ⸝⸝
満たされた二人の0時過ぎのストーリー

総文字数/13,259

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もっと一緒にいたいのになぁ。 飲んで、食べて、ヤルことやって、いつでも終電で帰らされてしまう。 満たされた気持ちで眺める明け方の景色を、あなたと共有したいだけなのに――。 恋にモヤモヤしていた社会人1年目の華也乃が、憧れの彼とではなく、いつもの幼なじみと初めて終電を逃すお話( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ ) 【執筆:2025.7.10~7.31】
泣いた夏を詰め合わせて
蜃気羊/著

総文字数/12,620

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 泣いて、忘れられない夏をテーマにした短い文章の詰め合わせです。  全部で94作収録されています。  ※表紙イラスト/ノーコピーライトガール様 (https://fromtheasia.com/illustration/nocopyrightgirl) ☆夏を忘れた夢  夏を忘れて、  急に吹き始めた秋風みたいに、  君との恋は、ひと夏の夢だった。 ☆イエローゴールドを輝かせたままでいたい  「スリコで買ったんだ」と、  さっき君が言った、  イエローゴールドのピンキーリングが、  午後の黄色い日差しで、キラリとしたとき、  この恋を夏で終わらせたくないと、強く思った。 ☆止めても、君は進み続けるんでしょ?  君はもう、頑張らなくていいよ。  そう何度も伝えても、どうせ、また頑張るんでしょ?  ねえ、そんなことしないでよ。  もっと、私のこと、見てほしいから。 ☆君との予感を抱いたまま、今年の夏が終わろうとしている  友達以上恋人未満の君との関係は、  今シーズン最後の花火から動かないね。  今は忙しいけど、  秋が深まる前にまた動く予感がするから、  君への想いを切らさないようにするね。
片恋切符は天の川をこえて

総文字数/16,117

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 彼のことを思い出すと、今でも胸がぐっとなる。  名前も学校も知らない男の子。  彼に会える木曜日にだけ、わたしはわたしになれた。  たった一年間の出来事だったけど、あのときわたしは、確かに恋をしていた。  それはまるで、七夕のような恋だった。 -----------------------------------------  結婚を控えたある冬の日、地元である山口県下関市へ同窓会に参加をするため戻ってきた万美子は、学生時代に名前も知らない男の子に恋をしたことを思い出す。  高校生になったばかりの夏の終わりに、両親の離婚により、生まれ育った東京都から母の実家のある山口県下関市へ引っ越してきた槻尾万美子(つきおまみこ)。  すべてのことに希望を失っていた万美子は、ある青年と出会う。 槻尾万美子(16)  通称、マミ。  高校一年生の夏の終わりに東京から山口県下関市に引っ越してきた。  母親と二人暮らしで、冷めきった両親の影響で人のことを信用できず、日々に絶望している。  大学は東京の大学に行きたいと思っている。 セイ(16)  木曜日にだけ会うことのできる男子高校生。  北九州市門司区に住んでいるらしく、万美子の家の近くを通り、自転車に乗って下関市の高校に通っているらしい。  もともとは下関に住んでいたが、両親が転勤したことにより、ひとりだけ門司区に住む祖父母のところに滞在しているという。  陸上部。 関門トンネル  山口県下関側の御裳川と福岡県門司側の和布刈を結ぶ780mのトンネル。  通行可能時間は6:00~22:00。  歩行者は無料、自転車・原付は20円。  トンネルの中程には山口県と福岡県の県境があり、記念撮影スポットとして人気。 (Wikipediaより)
君と、真夜中を駆ける

総文字数/12,981

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第59回キャラクター短編小説コンテスト 応募作品です* 2025.07.19
黒百合が散る時、さくらが咲く
R/著

総文字数/24,624

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深夜1時のミルクティー
遊野煌/著

総文字数/13,657

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お菓子メーカーで働く望月未果(もちづきみか)は仕事帰りに、同期で恋人の高森圭太(たかもりけいた)の浮気現場を目撃してしまう。 あまりのショックでホームでひとしきり泣いているうちに終電を逃してしまった未果。 仕方なく徒歩で自宅に向かおうとしていたところ、同じ部署で五つ年下の後輩である、塩谷智郷(しおやちさと)から声をかけられて──。 「──とりあえずの避難所でうち来ますって聞いてんすけど?」 終電を逃した後から始まる恋?年下男子との、ある一夜のお話。 ※フリー素材です。
午前3時のカフェオレ

総文字数/14,841

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第59回キャラクター短編小説コンテスト 応募作品です⟡.· 2025.07.06
冬のホームで、あの日の続きを
光野凜/著

総文字数/10,341

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短編コンテスト用に執筆したものです。 仕事に追われるだけの毎日。 寝ても覚めてもタスクに追われて、息をつく暇もない。 気づけば冬。空気は冷たく、街には恋人たちの笑い声が溢れていた。 いいな、とは思う。でも、羨ましいとは思えなかった。 恋なんて、もう何年もしていない。 欲しくないわけじゃない。けれど今さら誰かと向き合う気力なんて、とうに擦り減ってしまった。 大人になると、愛や好意の裏に、無意識に疑いが生まれる。 相手の言葉に、視線に、本当の気持ちなんて見えなくて。 気づけば私自身も、誰かを本気で好きになることをやめていた。 あんなふうに、誰かをただ好きになるだけで、毎日が少し色づいて見えていた、あの頃が懐かしい。 けれどその夜、終電に乗り遅れたホームの隅で、私は見てしまった。 遠い記憶のなかにずっとしまっていた、懐かしい横顔を―― 大人になってからもう一度恋を知る、切ない大人の再会ストーリー。
教室ディストピア
蜃気羊/著

総文字数/14,864

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 不自由な学校をテーマの短い文章を作ってみました。  全部で81作収録されています。  学校なんて、キラキラしているだけのディストピアだ。  楽しい青春、キラキラした青春、自由な恋愛――。  それらは、カースト上位に属さないと手に入らないよね?  充実度のマウントや、イベントの強制参加、カースト制度の息苦しさ。  そんな世界よりも、学校から抜け出し、外の基準に縛られない自分を手に入れたい――。    ※表紙イラスト/ノーコピーライトガール様 (https://fromtheasia.com/illustration/nocopyrightgirl) ★集団に適合できない  休み時間の他の笑い声が聞こえると途端に孤独で怖くなる。  10代の段階で、集団に適合できなくて、  馴染めない自分はどうすればいいんだろう。    そう思うってことは、  それなりに上手く行かない理由を言い訳しているだけなのかな。    ぐるぐる頭のなかでそんなことを回しながら、  今日も、誰も話しかけられない一人きりの世界で、  朝、自販機で買ったボトルのカフェオレを一口飲んだ。 ★話さないから誤解されても仕方ないよね  群れるのが好きじゃないし、  勝手にイメージをつけられ、  勝手なこと言われて、  勝手に傷つく。  そんな勝手な自分が嫌になる。  中途半端に孤立する決意がないのに、  誰かから優しさがほしいって思うから。  だから、冷めた自分を温めるために、  今日も駅のホームの自販機でココアを買う。
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