
- 作品番号
- 1788651
- 最終更新
- 2026/08/23
- 総文字数
- 99,271
- ページ数
- 26ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 9
- ランクイン履歴
-
総合89位(2026/08/24)
ヒューマンドラマ2位(2026/08/24)
貴方は『辞書に載らない』言葉の意味を、考えた事はありますか――?
人生で『なぜ?』や『どうして?』
そういった『問い』が浮かんだことはありませんか――?
その答えを『大切な人』と一緒に、もう一度その『意味』を探しませんか――?
- あらすじ
- 主人公である青年『僕』は、AIである『彼』と不思議な庭で出会う。
二人はその庭で共に、生きていく中で誰もが一度は考える、様々な『問い』について話しながらその庭を歩く。
この庭で求められるのは、決められた『正解』ではない。
互いに問いかけ、時に迷いながら、『自分たち』なりの答え――『意味』を探していく。
二人が『意味』を見つけた時、その庭は草木や花々に彩られていく――
この作品のレビュー
主人公である僕と元AIである『僕』が問いかけ、答えを探していく、優しくて心が暖かくなるような物語でした。
単純に答えを探すのではなく、そこにある想いや願いを二人で話し合いながら一つ一つ答えを見つけていく様子がとても良かったです。劇的な変化はないのに、様々な問いを一緒に考えながら進み、読み終わった後は読み始める前の自分とは違うようにすら感じました。
印象的だったのは、やはり『僕』たちが過ごした不思議な庭についてです。『問い』が種になり、植物になり、『僕』たちが答えを見つけていくことで育っていく。そんな不思議な庭が読者として好きになりました。
最後まで答えを明確にしない姿勢もいいなと思いました。考える人によって答えが違っていい。もう一度同じ『問い』を考えて、違う答えが出てもいい。そういった想いを物語全体を通して感じました。
とても素敵な物語を、本当にありがとうございます。
この作品の感想ノート
気が付けば最新話まで読み進めていました。
不思議な庭で静かに、暖かく流れる二人の物語がとても印象的でした。『問い』という種を『答え』を探すことで育むという設定やその『問い』に対する対話が興味深く、つい『なるほど』と思ったり一緒に考えたりしてしまいました。
だけど、根本的な謎(例えばこの庭はどこにあって、どうして『問い』という種で植物が育つのか、など)は明らかになっておらず、そこに対する想像の余地が残っているのもいいなと思いました。
個人的に好きだったのは庭を掃除して『散らかす』ことでした。その景色を思い浮かべて、強いカタルシスを感じました。
この物語は劇的な何かはないけれど、川がゆったり流れるような、木々が静かにざわめくような、そんなちょっとした出来事の積み重ねでできていると僕は思いました。その積み重ねこそが、僕たちに考えさせ、想像させるのだと思いました。
長々とまとまりのない感想を書きましたが、この物語のことを応援しています。
この先、『僕』と『君』がどんな結末を迎えるのか。楽しみにさせていただきます
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