異世界を舞台にした新たなファンタジー作品をお届けします。主人公と一緒にワクワクしたり、スカッとしたり、時には心打たれたり…。あなたの日常にもほんの少し彩りが増えるような、そんなストーリーをぜひお楽しみください。
第2回グラスト大賞
結果発表
< 全体講評 >
この度は「第二回コミックグラスト大賞」に、多数の作品をエントリーいただき、誠にありがとうございました。ご応募いただいた作家の皆様、作品を読んでくださった読者の皆様に心より御礼申し上げます。
今回は、①長編部門②プロット部門の2部門に分けて募集いたしました。ストーリーとしての面白さだけでなく、コミカライズやノベライズした際の見せ方、構成・展開力、キャラクター性、レーベルテーマとの融合性を想像しながら厳正なる審査をさせていただきました。
最終審査に残った作品は原作小説部門・コミックシナリオ部門合わせて5作品。良作揃いで非常に選考は難航しましたが、優秀賞1作、プロット部門賞1作が選ばれました。
大賞<1作品> 賞金30万円+出版確約
該当作品なし
優秀賞 賞金10万円+出版検討
『追放先は死の荒地~無能は消えろと辺境に追放された。だが、歩くだけで聖域化するチートスキルで丸ごと【神の領域】にして極楽スローライフ。いつの間にか、実家は瘴気まみれになってるが彼らは生きているだろうか~』 青空あかな/著
< グラストNOVELS編集部からの講評 >
王道の設定を突き進みながらも、主人公の「人生なんとかなる」という信条がストーリー全体を明るく導き、読後のわくわく感が突き抜けていた作品でした。
何かと息苦しい世の中だからこそ、作品内では読み手の心が軽くなるようなテーマや描写が求められているように感じますが、本作はまさにその需要を具現化しているように感じました。ただストレスのない設定をなぞっていくと単調になりがちですが、エピソードごとにレアアイテムの登場があったり、仲間が増えていったり、追放元の父親たちのエピソードが挟まれているなど、読者を飽きさせない細かい工夫がちりばめられていたからこそ、質の高い作品になっているのだと思います。また、他のコンテストでも話題になる「序盤のおもしろさ」をしっかり意識できていたことも多くの応募作品の中できらりと光った所以だと感じます。
やや残念に感じたのは「全自動サンクチュアリ」というすべてを簡単に解決できるスキル故、後半にかけて物語の広がりにどうしても制約が出てしまった点です。お気楽マインドの中にも、主人公の一本筋の通った何かが描かれていると、さらに深みのある作品になったのではないでしょうか。
< comic グラスト編集部からの講評 >
王道の設定で始まり、読者として世界観に入っていきやすい作品でした。主人公に難題が降りかかってもポジティブな考えで明るく乗り越えていく様は、とても心地よく感じられました。また勧善懲悪を体現したかの如く、悪役となるキャラクターにきっちり天罰が下る点も読み手の期待に応えていたように思います。
少し残念に思ったのは、中盤以降お話の展開がやや似た展開に感じてしまったことです。主人公のもとに新しいキャラクターが訪れることで、このあとどんな展開になるんだろうとワクワクしました。しかし、問題発生から解決後の展開がワンパターンで途中から先が読めてしまい、読者によっては離脱してしまうかもしれないと思いました。
キャラクターとの出会いによって主人公の思いもよらない能力が開花するなど、いい意味で読み手を裏切る展開が設けられていると、より続きを楽しみにしてもらえる気がします。また主人公と出会うキャラクターの背景を細かく描写し、主人公と出会うことでどのような心境の変化が起こったのか様々な角度から映し出せると、登場キャラクターそれぞれに思い入れを持ってもらえるような気がしました。掴みはばっちりなので、一つ一つのエピソードの深堀を期待しています!
プロット部門賞 賞金5万円+出版検討
『忌み嫌われ辺境の地へと追放された闇の賢者は9999の魔物を作成し、最強の領地を作り上げる~擬人化した魔物達とスローライフを送っていたら周りの国々から魔王だと恐れられていたんだが?~【プロット】』 雪鈴らぴな/著
< グラストNOVELS編集部からの講評 >
このまま商業化できそうな読者のニーズをつかんだ設定で、実際に読んでみたいという声が多くあがりました。ダークヒーロー的な立ち位置の主人公×領地・国家経営という王道を抑えながらも新鮮さを吹き込んだ作家さんのセンスに可能性を感じました。どうしても現在の文字数では物足りず、文章をもっと読んでみたいと感じるプロットだったので、今後の執筆に期待しています。ノベマ!には短編作品を何作か掲載いただいていますが、この受賞をきっかけに少しでも長編に挑戦してみたいと思っていただけたら嬉しいです。
< comic グラスト編集部からの講評 >
闇の力をプラスの方面に使用するギャップに面白みを感じました。主人公の目的も明確に提示されていて共感しやすかったです。お話の方向性が固まっているので細かい肉付けを行っていくことで、深みのある作品になる可能性を感じます。復讐という点で少しほの暗い印象を受けるので、救いのある展開が用意できるとより多くの読者に共感してもらえるかもしれません。編集部内で小説として読んでみたいという声も上がっており、今後の執筆活動に大いに期待しております。今回の受賞をきっかけに長編へと一歩踏み出して頂けたら幸いです!
最終選考作品
長編部門
プロット部門
グラストCOMICS
~最強の仲間がここに~
架空の世界を舞台に主人公が敵に立ち向かったり、スローライフを満喫したり。仲間とともに運命を切り開いてゆく、まだ見ぬ異世界コミックをお届けします!
応募要項
賞 | 大賞(1作) 賞金30万円+出版確約 優秀賞(作品数未定) 賞金10万円+出版検討 プロット部門賞(作品数未定) 賞金5万円+出版検討 |
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募集ジャンル | 『異世界ファンタジー』 架空の世界を舞台に主人公が敵に立ち向かったり、スローライフを満喫したり、仲間とともに運命を切り開いてゆく、まだ見ぬ異世界ストーリーを求めます。 |
募集部門 | ■ 長編部門 「ノベマ!」上で、文字数8万字以上30万字以内に収めてください。
■ プロット部門 小説は書いてみたいけれど、ハードルが高い、まずは編集からのアドバイスがほしい…など。 これから長編小説を書いてみたい方のためのチャレンジ部門です。以下4点を揃えて投稿してください。 【タイトル】 ①タイトルに”【プロット】”の文字を入れてください。 【表紙】 ② 物語全体のプロット(1,000字程度) 物語の世界観を含め、この物語がどんなストーリーであるか、どのように完結するのか、 エンディングまでのおおよその話の流れを説明してください。 【本文】 ③ 主要キャラクターの説明 登場人物のキャラクター紹介(年齢やスペックなど)、主要キャラクターの個性や作品内での役割や魅力について記述してください。 ④ 冒頭部分のプロット 物語導入部となる1話~3話までのプロット(各300字めやす、計1,000文字程度) ★プロット部門エントリー作品の掲載制限について プロット部門にエントリーされた作品は、以下の場所につきまして、順次運営側にて掲載制限をさせていただきます。
プロット部門にエントリーされている作品は通常の小説とは異なりますため、上記箇所には一般の作品を優先して掲載させていただくための措置となります。なおプロット部門につきまして、サイト内でのPVや感想およびレビュー評価等はコンテストの審査に一切影響せず、掲載制限を適用されたことによる不利益はございません。 |
応募方法 |
STEP1 エントリーしたい作品の【作品編集】から、【設定】画面のコンテスト応募、第2回グラスト大賞を選択します。 STEP2 エントリーする部門を選択し、あらすじを入力してください。
※以下は参考イメージです。 STEP3 ページ最下部の【設定を保存する】ボタンを押すとエントリー完了です。 |
スケジュール |
※スケジュールは変更になる可能性があります。 |
応募資格 | 不問(プロ、アマ、年齢等一切問いません) 但し、専属マネジメント契約等を交わしている場合は、担当会社様への事前のご確認をお願いいたします。 |
対象 | 応募サイト「ノベマ!」で読むことができる作品。「グラスト」のコンセプトに準じた作品であれば、複数エントリーしていただけます。以下に該当する作品のエントリーは不可となります。
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注意事項 |
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審査について | 審査員 スターツ出版 comicグラスト編集部およびグラストNOVELS編集部 審査方法 すべての作品を読んだ上で、総合的観点から審査いたします。 |
諸権利 | 受賞作品の出版権、雑誌掲載権、インターネット上への掲載権、映像化権等はスターツ出版(株)に帰属します。受賞作品の、全部または一部をスターツ出版が発行、運営する紙面、インターネット、スマートフォン向けサイトで掲載することがあります。 |