世の中なんて予定通りに進む事はない。
日付、時間それがピッタリなんて事はなかなかない。
例えば兄嫁のお腹の中にいる「ソラマメ」だって予定日に生まれてくるとは限らない。
予定は予定であって未定だから。
だから母の命があと1ヶ月と言われてもそれは「予定」であって必ず正しいものではない。
現にウチの祖母は余命3ヶ月の末期ガンだったのにその後、1年2ヶ月生きていた。
母の余命は1ヶ月か2ヶ月だけどもっともっと延びる事だってある。
逆に短くなる事もあるけど・・・
でも、あたし達は希望を捨てていないんだから、
何より母が希望を捨ててない。自分がもうすぐ死ぬなんて知らない。
免疫療法が出来るように座る練習をしたり、
生まれる「ソラマメ」を抱けると信じている。
今年を越せないなんて事は予定だから。
来年を迎える事は出来るかもしれない。
神様はそこまで意地悪じゃない。
一生懸命頑張ってる人にはご褒美をくれる。
そう言ったのは今を一生懸命生きている「母」。