ワケアリ当主様との契約結婚 〜生贄婚と呼ばれる治安軍最強の軍神の元で、本当の愛を知りました〜


そして翌日。

「いってらっしゃいませ。旦那様」

隆臣を玄関まで送り届けると、柔らかい笑みを浮かべて送り届ける紬。

「あぁ…」
「旦那様…?」

どこか思い詰めたように返す隆臣に紬が小首を傾げる。

「…やはり、心配だ。今度の俺の非番に合わせて行かないか?」
「で、でも…マ…ママ様が決めてくださったわけですし…」

頬を赤らめて恥じらう紬。
摩耶の事を呼ぶのにまだ、躊躇いがある。

「旦那様。心配なさらないでください。私ーー高園が付き添います」

高園がひょっこりと顔を覗かせれば、しばし悩んだ末に隆臣が頷いた。

「…あぁ、そうだな。しかし、何かあれば逃げる事を優先するんだ。治安軍も帝都の警戒を怠ってはいないがーー」
「もちろんです」

隆臣の言葉に前のめりに答えると、高園はこくりと頷いた。

「…では、よろしく頼む。紬、行ってくる」
「はいーー行ってらっしゃいませ」

再度頭を下げて見送ると、隆臣はそのまま家を出た。

「奥様っ。楽しみですねぇ。一から洋服を仕上げてもらえるだなんて…羨ましいですっ」

ぱぁっと明るい表情を浮かべる高園。
そんな彼女に釣られて、紬も目を細めて穏やかな表情になった。
今日という日に心躍らせていたのだ。

「よろしくお願いします」
「青柳さんっ。よろしくお願いします」
「かしこまりましたーーおやおや。今日はまた随分とご機嫌ですね、高園」

隆臣を見送って二時間ほど経過した頃。
青柳が運転する車が揺れ始める。
ルームミラー越しに、明らかにニコニコとしている高園に声をかける青柳。

「分かりますか? 奥様の服を一から仕立てるのに、私が付き添うからですよ。し・か・も! 結婚披露パーティーや結婚式の…もうっ! すっごく楽しみなんですっ」

紬以上に楽しそうに話す高園。
その表情に、紬はくすくすと楽しそうに笑った。

「奥様の採寸があるというのに、暴走しないでくださいよ」

呆れたように言う青柳。

「大丈夫ですよっ。ね? 奥様」
「ふふっ。高園さんもご一緒なら、私でもきちんとしたものを身につけられそうです」
「奥様…お言葉ですが、高園の事は早めに制御しておいた方がよろしいかと…」
「あっ! 青柳さん! そういう事言わないでくださいよっ」

車中での会話はとても楽しく、仕立て屋へ着く道のりはあっという間だった。

「それじゃあ青柳さんっ。仕立てが終わって…あっ。いろいろ見て回りたいですね? 終わったら、連絡しますっ」
「奥様にご迷惑をかけないようにするんだぞーー奥様、いってらっしゃいませ」
「はい。行ってきます」

車を降りて頭をさげれば、車は走り去った。
やって来たのは、帝都の中心部。
街を見渡せば、初めて見る光景に目を丸くした。
異能を使った大道芸や屋台。
栄えた街並み。
同い年くらいの女性達が輝かしい笑顔で楽しそうに歩いている姿。

「わぁ…!」
「奥様、楽しいですか?」

景色に思わず声が出ると、高園に尋ねられ慌てて口元を押さえた。

「ごめんなさい…私ったら」
「大丈夫ですよ! ささっ。仕立て屋へ参りましょうっ」

顔の前で手をぶんぶんと振って否定する高園。
紬は控えめにこくりと頷いて高園の後ろを歩いた。
すると、

「こんにちはー」

元気に高園が入っていけば、奥の方で作業をしていた女性が出てきた。

「こんにちは」

紬も高園に続いて店内へ足を踏み入れた。
ここは、国民の多くが腰に刀を携え、戦ってきた時代から存在する老舗の仕立て屋『あずま屋』である。

「高園様。お待ちしておりました。そちらがーー隆臣様の奥方様ですね」
「東さんっ。お久しぶりです。えぇ、そうです。こちらが、奥様の紬様です」
「紬と申します。本日はよろしくお願い致します」

高園の紹介に続き、一礼して顔を上げれば、あずま屋の女主人が紬の頭のてっぺんからつま先までじぃっと見つめた。

「まぁ…なんと麗しい。高園さん。貴女の技術がこれほど表現できる女性…素敵なお手前です」

女主人が口に手を当てて、紬の美しさに感動した。
紬が能見家へやって来てから、毎日高園の施しを受けていた。
最初は、彼女の技術で大変身を遂げていた。
しかし、それだけでなく日頃から食べる物や姿勢、そして仕草までも高園の息がかかっていた。
数ヶ月前までは、ただほっそりとしてみすぼらしかった紬。
今では、誰もが振り返るほどの美しさと艶を纏う少女へと変貌を遂げた。

「分かります…!? 奥様、素材がとても良くて化粧や服、そして髪など色々私の見立てで全て任せてくださるんです…! だから、もう、ほんと…! 毎日すごく楽しくて…!」
「えぇ、とても分かります。ふふっ。貴女が奥方様の付き人として選ばれたのはーー結婚式前の女性の魅力を最上級に引き出す為、でしょうね」

嬉々として話していた高園だったが、女主人の言葉を受けて少し表情に翳りが見えた。

「そうーーそう、ですよねっ! 私、すっごいですからっ」

しかし、影の見えた表情は一瞬でまたいつものように明るくへらっと笑っていた。

「ふふっ…それでは紬様。さっそくではございますが、まずは採寸の方からさせて頂きたく思います。奥の方へよろしいですか?」
「は、はい…」

高園との世間話を終えた女主人がそう告げれば、紬と共に奥の部屋へと向かった。
採寸を済ませると、高園が待つ所まで向かった。

「それでは、東さんーーよろしいですか?」
「えぇ、何なりとお申し付けください」

紬が戻ってくるなり、目を光らせる高園。
そんな高園にこくりと頷いて、身構える女主人。

「あ、あの…?」

これから何が起ころうとしているのか読めない紬は二人の間に立って小首を傾げた。

「まずは、あの列、全部ですっ! 奥様に全てご試着させてくださいっ! 奥様に似合うドレスの形を見つけるところからです!」

活き活きとテキパキ指示を出す高園。
キラーンと目を輝かせる女主人が続いた。

「かしこまりましたっ。それでは奥方様。参りましょう」
「えっ、えぇっ…!?」

戸惑う紬に構うことなく、高園は全力投球。
そして、女主人も今日用意した数多くのドレスを前に腕を鳴らしていた。

☆☆☆

あれから数時間が過ぎ、空がオレンジ色に染まり始めていた。
あずま屋での仕立てもようやく終わり、昼食には遅すぎる時間となっていた。
しかし、お腹は空いているので甘味処であんみつを食す事にした。

「んーっ! 美味しいっ。とっても美味しいですね。奥様」

届いたあんみつを一口運べば、高園は目をキラキラと輝かせて同意を求める。
しかし、目の前にいる紬の食は進んでいない。

「そ、そう…ですね」

ドレスを仕立てる事はとても楽しく思っていたが、何着も着替えたりあずま屋との話を繰り返すうち少し疲労が見えていた。
それに気付いた高園は、食べ進めるのを一旦止めて木の匙を置いた。

「…奥様、申し訳ありません。また、私が暴走して…あぁ。青柳さんにも言われたのにっ…」

両手で顔を覆い、大袈裟に落ち込む高園。

「い、いえっ。高園さんは悪くありません…! その、ちょっと疲れてしまって…。あっ、でも…! ドレスを選ぶのが嫌とかではなくて、私に体力がないから…」

苦笑いしながら伝えれば、両手を顔から離して高園はぱぁっと明るくなった顔を見せた。

「わぁっ。良かった…奥様がもう、私に毎朝の準備を手伝わせてもらえなくなるかと思いました」

へらっと笑いながら告げると、紬は目を細めて口を開いた。

「そのような事はありえません。私、高園さんのおかげで鏡を見る事が怖くなくなったんです。それどころか、高園さんの施しで今日はどうなるのだろうーーと、朝の楽しみが増えたのです」

丁寧に本音を伝えれば、高園は目を見開いた。
そして、その目はうるうると潤う。

「嬉しいっ…! 私、これからも奥様のご用意を手伝わせて頂きますっ」
「ふふっ。ありがとうございますーーん。美味しい」

高園との会話の区切りで、ようやく一口あんみつを運んだ。
甘過ぎない上品な小豆。
けれど、含んだ後は口全体に広がる幸福感。
飲み込めば、あんみつを見入り、次の一口を匙ですくった。

「そうなんです。ここのあんみつは絶品で、能見家に仕えるみなさんも来るんですよっ」
「ふふっ…いつか、皆さんとご一緒に頂きたいです」
「っ、それ…! 皆が聞いたら、泣いて喜びますよ…!」

紬の言葉に、ぱぁっと明るく笑う高園。
コロコロと表情が変わる高園が可愛く、くすくすと小さく微笑む紬。

この瞬間が、ずっと続けば良いのにーー。

二人は無意識のうちにそう思っていた。

「ご馳走様でした」
「はい。ありがとうございました」

二人は甘味処を後にして、店から出た。

「あっ。青柳さんに連絡しないとーー奥様、ここにいて下さいね?」

そう告げれば、高園は少し先にいる『伝達屋』の看板がある店へと向かった。
そこは、精神干渉から派生した異能を使う店主が伝達したい相手の脳へ直接語りかけるという商いを行っている。
精神干渉のように、人の心は読めないけれど人への伝達はできるのだ。
ただ、異能を使ったものになる為、紬がそばにいたら不具合が生じるかもしれないと思った高園の判断だ。

「分かりました。よろしくお願い致します」

高園にこくりと頷く紬。

「ここなら、軍人さんもいらっしゃるし…もし! 何かあれば、すぐ駆けつけてくださるはずですから…!」

高園はそう告げると、離れる時間を一刻でも縮めるために足早で伝達屋へ向かった。
高園の言う通り、帝都には多くの軍人が見回りをしている。
そして、軍人が歩いているのを見ると少し期待してしまう。

(旦那様ーーいらっしゃらないかしら)

無意識のうちに、彼を追ってしまう。
数ヶ月、一つ屋根の下で過ごすとそんな風に思っていた。

朝、とても心配していた隆臣。
早く帰って、「何事もありませんでした」と伝えたい。
そんなことを、自然と思っていた。
視線を少し落としたその時、不意に二つの人影が紬の視界を塞いだ。

「ねぇ。貴女…もしかして、お姉様じゃない?」
「っ!」

その声の主は、顔を見なくても分かる。
これまで散々、身に染みついたーー紬を地獄に叩きつける華乃の声だ。
声が聞こえた途端、呼吸の仕方が分からなくなり、テンポがおかしくなった。
きちんと立っているはずなのに、視界がぐわんと揺れる。

「ねぇ。聞こえてるでしょう?」

視線を上げない紬。
ぎゅっと拳を握りしめた。
今までのように、ただ時が流れるのを待っていた。

「華乃、やめないか」
「っ…!」

しかし、それは一真の声によって変わった。
パッと顔を上げれば、目の前に華乃。
そして、その三歩後ろのところには両手に華乃が衝動買いをした大量の荷物を持つ一真がいた。

「あらぁ! やっぱりお姉様じゃない! 違うかなぁ、とは思ったけれどーー」

得意げに一真に返す華乃。
ずいっと一層紬に近付くと、ボソリと小さく呟く華乃。

「随分と小綺麗になったじゃない? でも…生まれ持った汚さは消えないから、すぐ分かったわ」

紬にしか聞こえない声でたった一度言う華乃。
しかし、彼女の心をまた暗いどん底へ叩き落とすには、十分すぎるものだった。

「ほらっ。一真っ。やっぱりお姉様よっ」

くるりと振り返り、嬉々として一真に報告する華乃。
華乃の言葉に、一真は目を丸くして近付いた。

「…紬?」
「ご…ご無沙汰しています…」

最後に一真を見たのは、井戸の近くにいた時。
華乃と愛を確かめ合うように接吻をしていた姿。
気まずさがあり、目を合わせられず言葉だけ伝えてぺこりと頭を下げた。

(高園さんにはここにいるよう言われたけれどーー私っ…)

その場から逃げ出そうとした。
けれど、それを止めたのは一真だった。

「酷いじゃないか」
「えっ…?」
「俺と結婚の約束までしたというのに、勝手に嫁ぐなんて…しかも、紬はまだ十七。結婚できる年じゃないだろう?」

鋭く切り込む一真。
きゅっと唇を噛み締めて、視線を逸らした。

「それに、今ーー帝都の中心部にはよくない噂もあるというのに、妻を一人で外出させるなんて。能見家の当主に嫁いだと、華乃から聞いたけれど…噂通りの酷い男だ」
「っ…そ、そんな風にーー」

隆臣の本当の姿を知らない一真。
結婚にまでは至らなかったものの、共に生活をしてきた令嬢達が『生贄婚』と呼ぶ事から勝手に想像した姿を妄想して、紬に告げた。
しかし、彼と過ごした紬は知っている。
彼が、決して噂通りの人間ではないということを。
否定しようとしたけれど、華乃に遮られた。

「あらぁ…? もしかしてお姉様…能見様に捨てられたんじゃない?」
「っ…!」

クスクスと笑いながら、周囲に聞こえる大きな声で言う華乃。
その言葉により、通行人達が何事かと足を止める。
他人の家庭に口を挟むという野暮なことはしないけれど、『能見』という有名人であれば話は違う。
周囲から視線が集まると、紬の顔にも熱が集まった。

「捨てられたにしては良いモノを着ているけれど…どうせ、情けでしょう? 藤代家にいた時のようなあんな汚い着物で外に出たら、少しでも一緒にいた能見様の顔にも泥を塗るでしょう?」
「ち、ちがっ…違う…」

華乃の言葉に、絞り出した声で否定をする。
首を横に振るけれど、一真は止まらなかった。

「帰ろう。藤代家に帰る必要なんてない。俺が…九条家にいられるよう、父を説得する。だからーー」

否定する紬の手首を掴み、無理矢理連れて行こうとした一真。
何度も首を横に振るけれど、そこに紬の言葉が介入する隙はない。
踏ん張ろうとするけれど、一真の力によりその場から一歩前に出た瞬間。

一つの影が紬と一真の間に入った。
パチンーーと、肌のぶつかる乾いた音が鳴った。

「いっ…! 何をすーーひぃっ!」

手を叩かれた事で声を出し、パッと紬から手を離す一真。
叩いた主を見ると、その姿に目を丸くした。

一真よりも小柄な女性が、紬を庇うように前へ立っていた。
目を吊り上げこめかみには血管を浮かばせている。
鬼のような形相をしている高園の迫力に息を飲んだ。

「あなたーー何をするつもりだったのですか?」

普段は明るく、使用人の中で一番年下ということもあり可愛がられてニコニコしている高園。
そんな彼女がこれほど声を荒げる姿は、初めて見た紬。

「た…高園、さん…」
「申し訳ありません、奥様。私が少し目を離した隙にーーこんな野蛮な方達に絡まれているとは」
「野蛮? 先に手をあげた貴女が何をーー」

華乃が言葉を続けようとした瞬間、今度はギロリと鋭く睨みつける高園。
その視線で、華乃は何も言えなくなってしまった。

「正当防衛のつもりです。先に奥様の手を掴んだのはそちらのくせに、何をおっしゃってるんですか?」
「ふん。お姉様の同僚か何かしらないけれど、やはり同じレベルね? 底辺同士、傷の舐め合いでもしていればよろしいんじゃない?」

華乃が勝ち誇ったように返せば、高園の怒りは頂点へと達した。

「私と奥様が同僚…? ふざけたことを言わないでください! この方は、能見家当主の奥方様です! そして、あなた達の非礼ーーそれは、異能家系の頂点に立つ能見家に対する冒涜として主人に報告いたします…!」

高園が啖呵を切ると、華乃と一真は目を丸くした。

「は…? お姉様が、まだ能見様の妻…?」
「そんな…あり得ない! だって、紬は結婚できる年齢ではない!」
「そうですね。奥様の年齢の関係で婚約者、ではございますがーーというより、あなた達のその様子だと、大奥様はあなた達に知らせていないんですね?」

くすり、と笑う高園。
華乃と一真は首を傾げた。

「どういうことよ…!」
「大奥様は、帝都中の異能一家へ婚前披露の招待状を出されたそうですがーーあなた達は、異能一族として認められていないのではないのですか?」
「なっ…!」

華乃が何か言いたそうにするけれど、その言葉を聞く前に高園は紬の背中を押した。

「ささっ。帰りましょう。そろそろ、青柳さんの車が迎えにーー」

紬とこの場を去ろうとした瞬間ーー。

「きゃあああああっ!!!」

女性の悲鳴が、すぐ近くで聞こえた。

「っ!? な、何事だ!?」

女性の悲鳴により、混乱に乗じる人々が出てきた。

「鬼陰っ…! 鬼陰ですっ! いやあっ!」

女性が顔を真っ青にして、すぐそこまで迫ってきた鬼陰を震えた指でさす。

「キェエエエエエッ!!」

雄叫びを上げる鬼陰が五体。
人々は悲鳴を上げ、混乱の中を必死に逃げ回る。

「っ、青柳さんのいる場所ーーへの移動は難しそう。ですね…」

ギリッ奥歯を噛み締めて策を考える高園。

「奥様」
「は、はいっ…えっ!?」

高園に呼ばれて返事をした瞬間、紬の体はひょいっと軽々と持ち上げられた。

「逃げる為ーー揺れますが、しばし我慢ください」
「えっ…えぇっ!?」

紬は、背丈が変わらず、筋肉量もそれほど多く見えない高園の行動に戸惑いを隠せなかった。
そして、紬を抱えているとは思えない速さで人混みを駆けて行った。
鬼陰の方をちらり、と見ればーー目が合った気がした。

(えっ…!?)

人ではない姿で、目だと認識できるか怪しいもの。
しかし、それは紬の姿を確認すると高園の速さに負けない速度で追いかけてきた。

「ひっ…!」
「え…?」
「あ、あのっ…高園さん…その、後ろからっ…鬼陰、がっ…!」

紬の言葉を聞けば、顔だけ後ろに向けて鬼陰の存在を確認した。

「…巻けそうになさそう、ですね」
「えっ!?」

ぼそり、と高園は呟いて建物と建物の間に人が一人入れるスペースを見つけると、そこへ紬を下ろした。

「高園さん…?」
「奥様…絶対、ここより前に出ないで下さい」

そう告げると、くるりと振り返った。
高園は胸に手を当てると、そっと目を閉じた。
数秒もしないうちに彼女の体は黒い靄に包まれたーー。