和風ファンタジー
樹 花奈/著

- 作品番号
- 1792760
- 最終更新
- 2026/09/26
- 総文字数
- 0
- ページ数
- 0ページ
- ステータス
- 未完結
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異能を持つ者たちに國の政を委ねる、和國。
帝都、旧都、東都、西都、南都、北都――
六つの大都には有力な異能一族と、
國を妖から護る結界師たちが置かれていた。
名門・白藤家に生まれた清香は、
子孫繁栄をもたらす《生殖の加護》と
類まれな美貌を持ち、
幼い頃から縁談の絶えない
“白藤家の宝”だった。
しかし、それを誰より憎んでいたのが、
五つ年上の姉・美華。
ついには美華の想い人までが
清香との縁談を望んだことで、
姉の嫉妬は限界を迎える。
清香は立入厳禁とされる
妖の孤城へ閉じ込められ――
奇跡的に生還したものの、
《生殖の加護》を失ってしまった。
価値を失った娘として白藤家を追われ、
帝都軍の女中として働き始めた清香。
けれど、妖の孤城から戻った彼女の血には、
いつしか人を癒やす不思議な力が
宿っていた。
その血を求める男たちから傷つけられ、
女たちからは疎まれ――
清香は再び、居場所を失おうとしていた。
そんな彼女の前に現れたのは、
六大都すべての結界師を束ねる若き総帥。
「健気な女性を粗末に扱うのなら――私が娶ろう」
そして彼は、清香へ手を差し伸べる。
「私の妻となれ、清香」
加護を失い、婚約も家も失った令嬢と、
守るものを持たぬと揶揄される結界師総帥。
利害から始まった二人の契約結婚は、
やがて和國そのものを揺るがす運命へと繋がっていく――。
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