
- 作品番号
- 1783817
- 最終更新
- 2026/06/08
- 総文字数
- 105,447
- ページ数
- 6ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 1
- ランクイン履歴
-
総合98位(2026/06/13)
和風ファンタジー25位(2026/06/13)
感情を切り離した鬼の血を引く将軍・朔は、帝国の宮廷で「完璧な将軍」として戦い続けてきた。
そこへ、花の精霊と話す力を持つ少女・小春が花巫女候補として召喚される。
宮廷巫女・綾女は小春の力を排除しようとするが、帝の意向で小春は宮廷に留まることになる。
朔は小春の監視役を命じられ、共に庭を歩くうちに変化が生じ始める。
小春が花に話しかけ、踏まれた草を起こし、枯れた花を丁寧に埋める姿を観察するなかで、朔は感情の動機を持つ人間を「理解不能」と感じながらも、少しずつ関心を持ち始める。
花の名前を教わり、共に食事をし、「把握した」という言葉が「感じた」へと変わっていく。
やがて、綾女が「感情の波を穢れとして排除する」大祓の儀式を発動、宮廷と帝都から笑い声が消え、花の精霊も弱り始める。
朔は帝の命令に逆らって儀式に介入し、小春が感情を流す力で大祓を無効化する。
この出来事を機に、綾女は自分が感情そのものを恐れていたことに気づき、穢れを「排除」から「整える」へと変えていく。
その後、感情を増幅させる鵺の血を持つ使者・夜叉丸が宮廷を訪れ、感情を取り戻した宮廷が本物かどうかを試す。
力を封じられていた少女・澪が解放され、小春に受け止められる。
やがて、朔は百種類の花の名前を覚え終え、山茶花を最後の一種に選ぶ。
そして、「小春のことを、大切に思っている」と初めて言葉にする。
元日の朝、朔は一人で山茶花に話しかける。
翌春、桜を並んで見ながら朔は「感じている」と言えるようになっていた。
そこへ、花の精霊と話す力を持つ少女・小春が花巫女候補として召喚される。
宮廷巫女・綾女は小春の力を排除しようとするが、帝の意向で小春は宮廷に留まることになる。
朔は小春の監視役を命じられ、共に庭を歩くうちに変化が生じ始める。
小春が花に話しかけ、踏まれた草を起こし、枯れた花を丁寧に埋める姿を観察するなかで、朔は感情の動機を持つ人間を「理解不能」と感じながらも、少しずつ関心を持ち始める。
花の名前を教わり、共に食事をし、「把握した」という言葉が「感じた」へと変わっていく。
やがて、綾女が「感情の波を穢れとして排除する」大祓の儀式を発動、宮廷と帝都から笑い声が消え、花の精霊も弱り始める。
朔は帝の命令に逆らって儀式に介入し、小春が感情を流す力で大祓を無効化する。
この出来事を機に、綾女は自分が感情そのものを恐れていたことに気づき、穢れを「排除」から「整える」へと変えていく。
その後、感情を増幅させる鵺の血を持つ使者・夜叉丸が宮廷を訪れ、感情を取り戻した宮廷が本物かどうかを試す。
力を封じられていた少女・澪が解放され、小春に受け止められる。
やがて、朔は百種類の花の名前を覚え終え、山茶花を最後の一種に選ぶ。
そして、「小春のことを、大切に思っている」と初めて言葉にする。
元日の朝、朔は一人で山茶花に話しかける。
翌春、桜を並んで見ながら朔は「感じている」と言えるようになっていた。
- あらすじ
- 感情を切り離した鬼の血を引く将軍・朔と、花の精霊と話す花巫女・小春の物語。
感情を持たない将軍・朔は、花の名前を一つずつ覚えながら、少しずつ感情のような何かを取り戻していく。
穢れを消そうとする宮廷の圧力に抗い、感情が戻った宮廷で、朔はやがて「大切に思っている」と言葉にする。
冬を越えた花が春に咲くように、長年閉じていた感情が、ゆっくりと開いていった。
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