災厄はどこにいる?

異世界ファンタジー

災厄はどこにいる?
作品番号
1780950
最終更新
2026/05/01
総文字数
18,874
ページ数
6ページ
ステータス
未完結
いいね数
0
――災厄。
それは最古の占星術師がその生涯最期に遺した予言の中だけの存在。
ただの作り話だと思われていたが、千年以上経った現代において世界中の占星術師が同時にその災厄の出現を予兆した。

災厄を手に入れた者は時代の覇者となる。

最古の予言を信じて動き出すの各国の王や支配者達は災厄が出現したとされる魔境の樹海へと部隊を向ける。
動乱の時代が間近という情勢の中、誰よりも先んじて魔境の樹海へ入っていたのは数年前に騎士の称号を剥奪され、辺境の村で暮らしていたゴレスという覇気のない男だった。

――俺は一体、何をしているのだろう。

民を守る義務も騎士の誓いも過去のもの。
自分の足が何に突き動かされているのかもわからず、樹海を進んだゴレスの前に現れたのはただの赤ん坊だった。
瘴気が立ち込め、魔物が跋扈するただの赤ん坊がいるはずのない場所。
樹海の真ん中で遊ぶ赤ん坊をゴレスは無意識に助けてしまう。
世界を揺るがす凶兆は、無垢な笑顔でゴレスに笑いかけていた。

「本当に……俺は一体、何をしているんだろうな」

ぎこちない笑顔を浮かべながら、ゴレスは自問し続ける。
何が正しいのか。何が間違っているのか。災厄と呼ばれる赤ん坊を腕に抱きかかえながら。
世界中の欲望を敵に回す逃亡劇が今始まる。
あらすじ
追放騎士、災厄の赤子を拾う。

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