御伽噺にはなれない―お人好し文官と奇人魔術師の宮廷事件簿―

異世界ファンタジー

御伽噺にはなれない―お人好し文官と奇人魔術師の宮廷事件簿―
作品番号
1741871
最終更新
2025/01/04
総文字数
14,786
ページ数
4ページ
ステータス
未完結
いいね数
0
◆◆魔術師になりたかった文官と天才魔術師。正反対なふたりの謎解きブロマンス◆◆


「あたりまえだ。おまえが俺になれるわけがない」

 魔術師になることを夢見ていたアルドリックは、十歳の春。自分に魔力がないことを知った。ふたつ下の幼馴染みであるエリアスは、稀代の魔術師になると目されているというのに。
 諦めた夢の代わりに必死で勉強し宮廷の文官となったアルドリックは、偏屈な天才魔術師と称されるようになったエリアスとの橋渡しを頼まれる。
 断ることもできず、十年近く距離を置いていた幼馴染みと、王都で起こる事件の解決に取り組むことになるものの、なにもかもが違うふたりはどうにもうまく噛み合わない。辟易とするアルドリックだったが、行動をともにするなかで、少しずつ過去のわだかまりが解けていって――。

 いくつになっても、人生も、友情もやり直すことができる。自分ではどうともできないことも、いくらでもあるけれど。
 世の無常と友情の結び直しブロマンス風バディミステリー。楽しんでいただけるとうれしいです。

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