四季折々に揺蕩う、君に恋焦がれる物語。〜秋の章〜

あやかし・和風ファンタジー

柚月なぎ/著
四季折々に揺蕩う、君に恋焦がれる物語。〜秋の章〜
作品番号
1739268
最終更新
2024/11/21
総文字数
17,161
ページ数
8ページ
ステータス
完結
いいね数
0

春夏秋冬、君を想う。
これは孤独な神と、それに触れた者の物語————。
あらすじ

秋の章。

とある地の領主の領土内。鎮守の森と呼ばれる、聖域があった。そこには白の神と呼ばれる守人がおり、この地を守護しているという言い伝えが、遠い昔、古の時代からあった。
狩りを禁止されているはずの鎮守の森で罠にかかって弱っている白い毛の狐がいた。従者とともに森の見回りをしていた、この地の若き領主である桂秋は、この地が崇めている森への信仰心から、その珍しい白い狐を罠から逃がしてやるのだった。

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