素直になれなくて、ごめんね
青春・恋愛
完
118
舞々/著
- 作品番号
- 1735927
- 最終更新
- 2024/10/11
- 総文字数
- 28,315
- ページ数
- 8ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 118
- ランクイン履歴
-
総合61位(2024/10/30)
青春・恋愛40位(2024/10/30)
- ランクイン履歴
-
総合61位(2024/10/30)
青春・恋愛40位(2024/10/30)
武内凪(たけうちなぎ)、高校二年生。俺は自分で言うのはなんだけれど、容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能。女の子にだってモテる。そんな俺は周囲の人達から「性格以外は完璧」と言われていた。でもそんな噂は俺には関係ない。所詮は負け犬の遠吠えだから。
そんなある日、俺はバスケ部の仲間と勝負をして敗北。罰ゲームを受けることとなった。
罰ゲームの内容は俺が大嫌いな転校生、神谷章人(かみやあきひと)に告白して、付き合ってもらうこと。俺は神谷が大嫌いだ。なぜなら、神谷が転校してくる前は俺がなんでも一番だったのに、簡単に全ての一番を奪われてしまったから。それだけではない。神谷は女の子にもモテて友達も多い。そんな神谷と俺はよく比較されるようになってしまった。
罰ゲームで神谷に告白した俺は、あっさりとオッケーをもらってしまう。それだけではない。「付き合うからには君を大切にしたい」とまで言われてしまったのだ。俺はただの罰ゲームのつもりだったし、向こうは買い言葉にに売り言葉…うまくいくはずなどないと思っていたにも関わらず、俺達の交際は順調で。どんどん距離が縮んでいった。
それと同時に、こんなにも優しい神谷を騙していることが、どんどん苦しくなってきて…。
悩んだ挙句神谷に全てを打ち明けようと決めた矢先、罰ゲームで俺が告白したことを神谷に知られてしまう。それがきっかけで疎遠となってしまった俺たち。それでも、神谷を諦めることなんてできなかった。
そんなとき、学校で一番モテると噂されている先輩が神谷を狙っている、という噂を耳にして…。
「素直になれなくて、ごめんね」
素直になれない俺たちの思いは、果たして通じ合うのだろうか…。
そんなある日、俺はバスケ部の仲間と勝負をして敗北。罰ゲームを受けることとなった。
罰ゲームの内容は俺が大嫌いな転校生、神谷章人(かみやあきひと)に告白して、付き合ってもらうこと。俺は神谷が大嫌いだ。なぜなら、神谷が転校してくる前は俺がなんでも一番だったのに、簡単に全ての一番を奪われてしまったから。それだけではない。神谷は女の子にもモテて友達も多い。そんな神谷と俺はよく比較されるようになってしまった。
罰ゲームで神谷に告白した俺は、あっさりとオッケーをもらってしまう。それだけではない。「付き合うからには君を大切にしたい」とまで言われてしまったのだ。俺はただの罰ゲームのつもりだったし、向こうは買い言葉にに売り言葉…うまくいくはずなどないと思っていたにも関わらず、俺達の交際は順調で。どんどん距離が縮んでいった。
それと同時に、こんなにも優しい神谷を騙していることが、どんどん苦しくなってきて…。
悩んだ挙句神谷に全てを打ち明けようと決めた矢先、罰ゲームで俺が告白したことを神谷に知られてしまう。それがきっかけで疎遠となってしまった俺たち。それでも、神谷を諦めることなんてできなかった。
そんなとき、学校で一番モテると噂されている先輩が神谷を狙っている、という噂を耳にして…。
「素直になれなくて、ごめんね」
素直になれない俺たちの思いは、果たして通じ合うのだろうか…。
- あらすじ
- ――こんなのただの罰ゲームだ。だから、好きになったほうが負け。
友人との、くだらない賭けに負けた俺が受けた罰ゲームは……大嫌いな転校生、武内章人に告白すること。
上手くいくはずなんてないと思っていたのに、「付き合うからには大切にする」とOKをもらってしまった。
罰ゲームと知らない章人は、俺をとても大切にしてくれる。
……でも、本当のことなんて言えない。
俺は優しい章人にどんどん惹かれていった。
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