きみがわたしを××するまで

ヒューマンドラマ

花乃衣 桃々/著
きみがわたしを××するまで
作品番号
1733006
最終更新
2024/10/21
総文字数
110,064
ページ数
100ページ
ステータス
完結
いいね数
11
ランクイン履歴

ヒューマンドラマ18位(2024/10/25)

ランクイン履歴

ヒューマンドラマ18位(2024/10/25)




過去に置き去りにした「罪」と向き合ったとき、
訪れるのは救いか、破滅か。

究極の“入れ替わり”青春サスペンス!



あらすじ
何事も“完璧”な人気者である円花はある日、隣のクラスの男子・優翔とともに階段を転落。目を覚ますと、なんと身体が入れ替わっていた。優しかった態度が一変、彼の目的は過去に“あんなこと”をした円花に復讐することだったと判明する。しかし、円花は彼との間に何があったのかまったく思い出せない。このままじゃ自殺として“完璧”に殺される…? お互いの身体や人生を懸けた、暴き暴かれるスリリングな心理戦の行方は──。

この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

感想ノート、失礼します。

目が離せない。
それどころか、誰を信じればいいのかも、わからない。
ドキドキハラハラ100%の物語、さすが桃々さんです!
“入れ替わり”をきっかけに、偽りの仮面を被っている場合ではなくなった円花が、黒歴史として記憶に鍵をかけてしまった過去と向き合う。
絡まった糸が解かれていく過程は、本当に目が離せませんでした。
入れ替わった瞬間の若槻の言葉から、一気に不穏な空気を感じながら読み進めていましたが……
裏切りが明らかになったシーンはもう、本当にどれが真実なの!?と翻弄されました……
円花と同じく裏切られたような感覚になったのはきっと、私も信じたい、信じていいんだと思っていたからだと思うのですが、そう感じさせる物語展開が上手すぎます!!
そして、闇に隠されていた真相。
これは現実から逃げたくもなる、と思わずにはいられませんでした……
それでも、ちゃんと向き合って、仮面も取っ払った円花はきっと、今後は心から笑うことができるだろうなと思います。
彼らの未来が、明るくありますように。

素敵な物語を、ありがとうございました!

2024/11/05 00:41

遅ればせながら作品拝読しました。
まず、興味をそそられるタイトルに惹かれて気になって最後まで読ませていただきました。
男女の入れ替わりものはよく見かけますが、アンチ青春の分野で、入れ替わった先の相手を脅かそうとする…という発想が斬新で面白かったです!
若槻くんはなんで円花を恨んでるんだろう…そんな謎がずっと付き纏って、真相が明かされたとき、胸がギュッと締め付けられるような心地にさせられました。
キャラ同士の関係性が丁寧に描かれているから、それぞれの気持ちもよくわかって、青春群像劇としても楽しませていただきました。

心に残る作品です。
素敵な作品を読ませていただき、ありがとうございました。
これからも応援しております!

2024/10/28 12:54

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