月光

ヒューマンドラマ

夜海ルネ/著
月光
作品番号
1721913
最終更新
2024/04/25
総文字数
6,473
ページ数
5ページ
ステータス
完結
いいね数
2
君と僕の二人きり、最初で最後の音楽の授業
あらすじ
ベートーヴェンの“月光”を聞くと、涙が出る。

僕と彼女は、互いにピアニストとしてライバルだった。
僕らは、互いの演奏を認め合っていた。
ある日、大規模なピアノコンクールで、僕は入賞を果たした。対して、彼女は一切、賞を得られなかった。

1週間後、僕は夜の音楽室に呼び出された。相手は彼女だ。
「“月光”は、どんな曲だと思う? 君の意見を聞きたい」
これは、僕と彼女だけの、最初で最後の音楽の授業だ。

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この作品の感想ノート

感想ノート、失礼します。
こんなにも月夜に照らされた光景が脳裏に浮かぶ物語は、初めて読んだかもしれません。
互いに魅入られた彼らの雰囲気は、本当に夜空に浮かぶ月に合っていて、静かに物語の世界に惹き込まれました。
実際に月光を聴きながら読むと、またさらに深く、この物語に浸れました。
ピアノの音が弾き手によって違って聴こえる理由も、なんとなくではありますが、解ったような気がします。
素敵な物語を、ありがとうございました!

2024/06/20 15:37

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