【短編】赤金の衣が君色隠す ~一族のために犠牲になれと言われた名家の姉は、金魚のあやかしに溺愛される〜

あやかし・和風ファンタジー

江東乃かりん/著
【短編】赤金の衣が君色隠す ~一族のために犠牲になれと言われた名家の姉は、金魚のあやかしに溺愛される〜
作品番号
1718628
最終更新
2024/03/02
総文字数
18,014
ページ数
23ページ
ステータス
完結
いいね数
0
ランクイン履歴

総合66位(2024/03/13)

あやかし・和風ファンタジー18位(2024/03/09)

ランクイン履歴

総合66位(2024/03/13)

あやかし・和風ファンタジー18位(2024/03/09)

日本を含めた世界中では、かつてあやかしと人間が敵対していた。
今となっては共存しているものの、一部の人間…特に術師の間では、あやかしは未だ憎悪の対象だ。

夢璃(ゆうり)は、術師の名家である花園家に生まれた。
しかし、能力を開花させることが出来ず、あやかしのような容姿をしていることもあり、両親だけでなく、妹からも蔑まれてしまう。
離れで暮らす彼女に寄り添うのは、幼少期に縁日で迎え入れた霊力を帯びた言葉を交わせる金魚一匹だけ。

ある日、夢璃が成人を迎えると同時に、次期当主として正式に妹が選ばれることを告げられる。
そのお披露目として秘術を披露する場に、夢璃も付き添わされることになった。
しかし当日、夢璃は妹から白装束を渡され、一族のために犠牲になるよう命令される。

家族として慕っていた金魚をも喪い、絶望する夢璃を救ったのは、赤金色の衣と鱗を纏う、夢璃が焦がれた声をした青年だった。

※魔法のiらんど、ベリーズカフェ、小説家になろう、Nolaノベル、ノベルバにも掲載をしています。

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