朝ごはんを食べて、支度をして、いつも通り7時45分きっかりに家を出る。
5分ほど歩いたところにある三叉路にある駐車場が、私達の待ち合わせ場所。
いつも通り、5分かけてそこに着くと、誰もいなかった。
いつも通りじゃない。
いつも通りなら、煌雅がそこで待っている。
私を見るとにっこり笑って「おはよう、玉藻」と挨拶をしてくれる。
何かあったのかとメッセージを見るも、特に通知はきていない。
通知どころか、どれだけ探しても煌雅の連絡先がなかった。
そんな小さなところから始まる“異常”
どれだけ待っても来ない。
流石に時間も時間になり、ひとりで学校への道を歩く。
いつも煌雅がいるからすごく楽しい朝も、今日は煌雅がいないから孤独みたいだった。
「今日はひとり、かぁ………」
自分でそう呟きながら、“ひとり”という言葉がいやに響いた。
小さな“異常”から始まった一日は、少しもワクワクしなかった。
5分ほど歩いたところにある三叉路にある駐車場が、私達の待ち合わせ場所。
いつも通り、5分かけてそこに着くと、誰もいなかった。
いつも通りじゃない。
いつも通りなら、煌雅がそこで待っている。
私を見るとにっこり笑って「おはよう、玉藻」と挨拶をしてくれる。
何かあったのかとメッセージを見るも、特に通知はきていない。
通知どころか、どれだけ探しても煌雅の連絡先がなかった。
そんな小さなところから始まる“異常”
どれだけ待っても来ない。
流石に時間も時間になり、ひとりで学校への道を歩く。
いつも煌雅がいるからすごく楽しい朝も、今日は煌雅がいないから孤独みたいだった。
「今日はひとり、かぁ………」
自分でそう呟きながら、“ひとり”という言葉がいやに響いた。
小さな“異常”から始まった一日は、少しもワクワクしなかった。