夢を見た。


煌雅が泣きながら私のことを抱きしめてくれる。

そんな、幸せな夢。


なにか喋っているようだけど、聞こえない。

全身がものすごく痛く感じる。


煌雅の隣には那古ちゃんもいて、那古ちゃんまで泣いていた。


身体から何かが抜け出る感覚がする。


足が灼けるように熱い。


苦痛に悶えながら、私は呟いた。


「泣かないで、煌雅」





ジリリリリッ


目覚まし時計が大きく鳴って、私は目を覚ます。


頬を涙が伝った。


あぁ、学校、行きたくないな…………。


憂鬱な気分を抱えながら、私は支度を始めた。